第3回 スキル標準活用コミュニティ

 4月13日(水)、JISA会議室において「平成27年度 第3回スキル標準活用コミュニティ(幹事:福島義弘 (株)アイテック 教育研究企画本部 顧問)」が開催された。参加者10名。

 当日は、IPA HDRイニシアティブセンターから、「民間を含めたスキル標準等の活用に向けた取り組み」「iCD最新動向」の2つのテーマで紹介があり意見交換を行った。

 前者については、IPAがiCDの維持管理、民間が活用促進を担うという役割分担を前提にした活用システムの整備状況について説明があった。また、国際的なハーモナイゼーションとしてIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)、SFIA(Skills Framework for the Information Age)等とも連携してスキル標準のグローバル化に努めている旨の説明があった。なお、iCD2016、iCDポータルサイトについては本年夏の公開が予定されている。

 また、後者については、(一社)コンピュータソフトウェア協会、(一社)福岡県情報サービス産業協会、特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー会の3団体によるiCD活用企業認証制度について紹介があった。

 メンバー企業では、ITSSに基づく技術者認定を行っている企業が多く、iCDとITSSをどのように関連づけて使うかが今後の課題であることをIPAと共有することができた。 

(田原)

  •  

このページの先頭へ▲