第4回 デジタルビジネス人材委員会

 1月20日、平成27年度 第4回 デジタルビジネス人材委員会(委員長:重木 昭信 日本電子計算(株) 顧問)がJISA会議室において開催された。会議は、委員12名の参加を得て行われた。当日は、「JISA企業ではデジタルビジネスにどのように取り組むべきか」をテーマに、デジタルビジネス構築のプロセスについて、また、そのために必要となる組織運営、人材育成について討議をおこなった。
 デジタルビジネス構築のプロセスでは、アイディアをプロトタイピングするプロセスとアイディアを具体化(ビジネス化)するプロセスが重要との方向で意見が一致することとなった。主だった意見は以下の通り。

【アイディアをプロトタイプ化するには】
・すでに世の中にある部品を活用する(アジャイル、クラウド、APIといった既存部品を上手く活用する)。
・企業内に蓄えられた技術やソリューションを再評価し、新たな市場への適用可能性を検討する。
【アイディアを具体化(ビジネス化)するには】
・既存の技術やソリューションを横展開することで、新たな市場でのビジネス化が実現できる。
・複数のサービスを組み合わせることによる、より大きなビジネス展開を検討する。そのためには、企業の枠を超えたオープンな活動である必要が出てきている。

 今後、デジタルビジネスを推進するために必要な組織運営や人材育成について検討し、必要な研修について検討を行うこととなった。

(大原)

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