平成27年10月2日、第2回マーケティング強化委員会(委員長:須川壮己 (株)インテージテクノスフィア代表取締役社長、副委員長:神森晶久 キヤノンマーケティングジャパン(株)取締役 常務執行役員)が、JISA会議室にて17名の出席により開催された。
今回は、高坂匠委員(NCS&A(株) 事業推進部)、平林泰直委員(キヤノンマーケティングジャパン(株) デジタルマーケティングセンター所長)の2名からデータ活用に関する事例紹介があった。
高坂委員からは、上流工程を受注できるSE力の育成に向けて社内で実施している「顧客分析・提案研修」について紹介があった。顧客の経営層から相談されるレベルを目標として、顧客の経営環境や課題を分析するための研修フレームワーク等について説明が行われた。
平林委員からは、自社の「デジタルのマーケティング活用」について紹介があった。企業収益の向上を目指し、顧客起点のマーケティング施策を立案し、B2Bビジネスにおけるデジタルマーケティングとして、特にセミナーを基軸とした見込み客の発掘プロセスとしてマーケティングオートメーションツールを活用して、顧客の見込度をスコアリングして、営業活動に活かす仕組み等について説明が行われた。
また、本委員会からの情報発信についてセミナー企画等について検討していくことが確認された。
次回は11月に開催し、引き続きデータを活用した事例発表を行い、マーケティングの課題を検討する。
(溝尾)