平成27年8月24日、平成27年度 第1回 技術強化委員会(委員長:國井 秀子 (株)Pro-SPIRE 顧問)がJISA会議室において開催された。会議は、委員10名の参加を得て行われた。
冒頭、國井委員長より「Industry4.0などソフトウェア分野が注目されているが、我々JISA会員が果たす役割は何なのか。また、ソフトウェアは実体が見えにくいが、見えないとユーザからは評価されない。ソフトウェアやそれに関わる技術をどのように見えるようにするか考えていきたい。」とあった。また、前川副委員長は、「近年、顧客の業務が複雑になってきており、その課題解決において技術分野は非常に重要である。」と述べ、続いて、自己紹介が行われた。
1.27年度活動計画
本委員会の企画書(案)について確認し、了承を得た。
[事業計画抜粋]
技術強化委員会は、インダストリー4.0 等の海外先進技術動向を獲得し、我が国のソフトウェアイノベーションに繋げることを目標とし、ソフトウェア開発における技術力及び生産性向上に資するため、次の事項を中心に取り組む。
・最新技術動向の把握、情報技術マップ調査の実施
・技術・経営横断的テーマの検討
2.26年度の活動報告
情報技術マップ調査の26年度調査結果について、本調査の座長である山口委員(みずほ情報総研(株))より報告があった。なお、本年度の調査は11月~12月で実施することとなっている。
[参考]
平成26年度 情報サービス産業における情報技術マップに関する調査報告
https://www.jisa.or.jp/publication/tabid/272/pdid/26-J008/Default.aspx
3.その他
(独)情報処理推進機構 ソフトウェア高信頼化センターの取り組みについて、松本委員(ソフトウェア高信頼化センター 所長)より説明があった。同センターで取り組んでいる、「先進的な設計・検証技術の適用事例収集活動」について、意見交換を進めることとなった。
(大原)