第1回 中小経営委員会

 平成27年8月6日、第1回中小経営委員会(委員長:長坂正彦((株)ワイ・シー・シー 代表取締役社長、副委員長:舟橋千鶴子(ユース・情報システム開発(株) 代表取締役)がTKP有楽町会議室ミーティングルームで委員7名、事務局1名の計8名が参加し、開催された。

 本委員会は、デジタルビジネスの推進を鍵に業界及び首都圏を含む地域における中小情報サービス企業の経営活性化を図るため、地方創生に係る事例収集及び業界としての取組策に関する検討、中小企業における人材育成等の経営課題の検討を行う組織として設置された。

 第1回の開催にあたり長坂委員長から「中小IT企業は決して大企業に引けを取っている訳ではない。統計からも利益率や生産性において勝っている点もあることが分かる。各社の特徴や強みも持って全国の中小IT企業が連携することにより、日本創生に貢献していきたい」との挨拶があった。続いて、舟橋副委員長からは「昨年まではダイバーシティをテーマに業界の変革と発展を推進してきた。本委員会では、皆さんと共に地域や中小企業から日本のIT化を推進していきたい」との挨拶があった。

 当日の議論では、地方創生への動きが活発となり、農業のICT化などの取組も拡がっているが、失敗事例も多くある。ハコモノ重視の考え方を変えなければならないとの認識が共有された。そこで、本委員会では、地方創生のビジョン実現のためにはICTが不可欠であり、各地域における戦略・計画の中にICTの利活用がしっかりと位置付けられるよう、具体的なICT利活用事例を示すこととなった。

 次回(9/3)の第2回委員会では、引き続き具体的な事例を検討することになった。

(手計)

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