平成27年3月10日、ダイバーシティ部会(部会長:舟橋千鶴子 ユース・情報システム開発(株) 社長)がJISA会議室1で出席者14名により開催された。
当日は、本年度の活動について次のとおり報告が行われた。各委員からは、障がい者や学生など取組の幅が広がり興味深かった、ダイバーシティに対する社会の温度が上がっていることを感じた、外国人雇用についても触れて欲しい等の意見があった。また、来年度の活動等について意見交換を行い、体制や運営について要望があった。特に女性の活躍拡大に関する取組はJISAで10年近く続け、最近では男性社員や管理職の感心も高まってきている。ワーク・ライフ・バランス全般に議論出来る場を設定して欲しいとの要望もあった。
■平成27年度のダイバーシティ部会の主な活動
(1)ダイバーシティ戦略推進についての取組
理事会や全国の地区会にて会員企業の経営者に向けてダイバーシティ戦略賛同への協力依頼を行った。結果、賛同企業は10社増加。今後も働きかけを続けていく。なお、3月上旬まで実施した女性の活躍拡大に関するアンケートは、回答企業を更に増やして集計することとなった。
(2)労働環境完全・高度化の推進についての取組
長時間労働抑制とワークスタイル変革セミナーを4~5月を目処に実施することとなった。事例紹介等については現在調整中。
(3)障がい者雇用促進についての取組
1月29日に「障がい者雇用促進セミナー」を実施し、80名の参加があった。特例子会社連絡会に所属する各社より、障がい者雇用促進に向けてのひとつの方法として、特例子会社の事例紹介を行った。
(4)人材育成WGの活動
今年度は、JISA人材フォーラム、第5期次世代リーダー養成アカデミー、学生向け情報発信「IT業界研究カフェ」を企画・運営した。
(増田)