平成26年1月23日、ワークスタイル変革とITプロジェクト(座長:萩原高行、合同会社ユビキタスライフスタイル研究所)の第3回会合がパズル一番町会議室において開催された。出席者は10名。
今回は、近年急速に市場が拡大しつつあるシェアードオフィス(あるいはコワーキングオフィスともよばれる)の視察を行った後、会合を開催した。当プロジェクトが目指す「時間と場所を問わない働き方(ユビキタスワークスタイル)」を実践するためには、就労者の自宅、勤務先・顧客の事業所以外の第三の場所が必要と考えられる。前回より開始した「ユビキタスワークスタイル成熟度モデルガイドライン」の開発にあたってはこの第三の場所の具体的なイメージの共有を図るべきとの考えから、今回の視察を実施した。
当日は、アカデミーヒルズ 平河町ライブラリーを訪問し、ライブラリー内を見学した後、パズル一番町の貸会議室において会合を開催した。
会合では、まず「ユビキタスワークスタイル成熟度モデルガイドライン」開発後の普及に向けたイベントの企画案をもとにフリーディスカッションを行った。意見としては、ガイドライン自体の解説は必要であるものの、既に働き方の見直しに関する活動経験の豊富なメンバーからは、関心の高い人たちを集めて少数でグループディスカッションを行い、その成果を発表して関心の輪を広げていくことが有効ではないかという認識で一致した。
次に、「ユビキタスワークスタイル成熟度モデルガイドライン」のドラフトについて検討を行った。今回は、第1章のはじめに、第2章の2.1 目的と目標及び2.2検討箇所と社内体制について検討を行った。
(田中)