平成25年12月5日、第6回技術強化委員会 技術企画部会 クラウド技術調査WG(座長:吉成安宏、富士通エフ・アイ・ピー(株))が、JISA会議室において、委員8名の出席により開催された。WG傘下の2つのチーム「開発プロセスチーム」、「SLA検討チーム」の進捗を確認した。
開発プロセスチーム(主査:出本浩、(株)NTTデータ)は、「クラウド時代のAgileなソフトウェア開発の潮流(仮題)」と題したレポートを制作しているが、ファクトデータを追記するとの委員レビューを踏まえ、次回会合までに改訂原稿を持ち寄る。
SLA検討チーム(主査:鬼頭豊和、(株)野村総合研究所)は、ヒアリングまたはアンケート調査を実施したクラウド事業者から、情報公開の点でいくつか指摘があるため、SI事業者がクラウド事業者を評価する観点を示す方針に変更するかどうか、検討することにした。
また本WGでは、「itSMF Japan EXPO」にて、出本主査が「クラウド時代の新しいソフトウェア開発の潮流~Agile手法を取り巻く米国の最新事例の紹介と日本のITベンダへの提言~」講演を行った。来年2月4日は、情報処理学会主催「ソフトウェアジャパン2014」にて、「クラウド時代のシステムインテグレーション~顧客の経営革新を支える技術への転換と品質保証~」講演を行う。本WGが講演する「ITフォーラムセッション」は参加費無料なので、本WGの成果をいち早く入手されたい方は、積極的にご参加いただきたい。
次回は1月開催の予定。
(鈴木)