第9回 技術委員会 標準化部会VSE標準普及WG

標準化部会・VSE標準普及WG(伏見諭、東海大学)は6月11日、JISA会議室において開催された。出席は委員8名。

 VSE標準普及WGは平成24年9月に第1回を開催してから、ほぼ月1回のペースでVSE規格解説書を作成するための議論を重ねてきた。その間、VSE国際規格(ISO/IEC29110)はJIS規格(JIS X 0165)として発行された。

 この規格は、ソフトウェア開発のプロセスを煮詰めて、ぎりぎり最低限これだけは実施すべき最小限のプロセスをまとめたものである。実際にソフトウェア開発の多くのプロジェクトは小規模で、短納期であり、VSEはまさにそれらのプロジェクトに適用すべき規格である。

 本WGでは現在、今年9月までに解説書原稿を書き上げる予定で作業をすすめているところである。

 今回は全体構成の調整と各執筆担当者の素案の検討を行った。委員が分担して各章及び各節やソフトウェア開発に関するトピックス原稿を書き進めているところである。

 ある程度、素案がまとまったため、今後は現時点での原稿案全体を一本化して、検討を進めることになった。

 次回は7月16日に開催する予定。

(尾股)

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