第1回地域連携推進会議

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 平成24年6月21日、第1回地域連携推進会議(議長:岡本晋 ITホールディングス(株) 社長)が、JISA会議室で委員10名、オブザーバとして経済産業省地域情報化人材育成推進室より小林室長、事務局より河野副会長・専務理事はじめ4名の計15名の出席により開催された。

 地域連携推進会議は、地区会、地域関係団体等と連携し、地域におけるビジネス連携の促進、高度ICT 人材の育成等地域の情報化・地域経済の活性化に資する事業の推進を行う。

 参加団体は、昨年度に引き続き、(一財)関西情報センター、(一社)熊本県情報サービス産業協会、(公社)埼玉県情報サービス産業協会、(社)福岡県情報サービス産業協会、(一社)北海道IT推進協会、(一社)宮城県情報サービス産業協会であり、各地域で地域連携事業を主体的に実施していく。また、新たに(一社)山梨県情報通信業協会も参加を表明している。

 冒頭、岡本議長より「隣国の韓国ではIT利活用がとても進み、日本は大きく差をつけられてしまったことを視察で痛感した。我が国の縦割り主義や東京一極集中と地域間格差を無くしていかなければならない。各地域における連携事業ではこのテーマに取り組んでほしい」と挨拶があった。

 その後、小林室長より経済産業省の地域関連の取組として、クラウドの利活用促進のための自律的なネットワーク形成と新たなビジネスモデルの構築に関する調査等、産業構造審議会情報経済分科会人材育成ワーキンググループにおける議論、中小企業経営力対象等について説明があり、意見交換が行われた。

 議事では、(1)前年度の活動をまとめた報告書『地域を変える情報サービス産業を目指して』の内容確認、(2)7/18に仙台で開催する講演会『地域を変えるIT活用』について、(3)今年度の各地域の活動について検討された。

 講演会『地域を変えるIT活用』については、当日の河野JISA副会長・専務理事の講演「韓国のIT活用最前線」の要旨が確認された。また、今年度の活動からは、福岡県情報サービス産業協会の「IT寺子屋」について、企業の経営者向けのスマートフォンやフェイスブックの活用講座が好評なこと、IT寺子屋がIT経営を理解してもらう入口になること等が紹介された。

 次回は、各地域における具体的な取組が進んだ段階でお互いの事業について発表・意見交換を行う。

(手計)

※講演会『地域を変えるIT活用』 https://www.jisa.or.jp/seminar/20120718.html

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