第2回 広報・人材委員会 人材部会 ダイバーシティWG

 平成24年12月10日、第2回人材部会・ダイバーシティWG(座長:舟橋千鶴子 ユース・情報システム開発株式会社 代表取締役)がJISA会議室で開催され、委員10名が参加した。

 人材部会ダイバーシティWGは、情報サービス産業が日本で最も女性が活躍する産業を目指すことを契機に、さまざまな意味における業界の変革を促すことを目的として、2020年までに指導的地位(管理職、ITスキル標準レベル5相当以上の専門職)の女性比率30%達成を目指すJISAダイバーシティ戦略を推進することを活動の旨としている。

 冒頭、舟橋座長の「ダイバーシティの推進は、構造改革の一環であるとの認識のもとに、業界の関心を惹きつけなければならない」との挨拶に続き、「JISA人材フォーラム『女性が活躍する情報サービス産業を目指して』(2/5)開催」及び厚生労働省の「ポジティブ・アクション「見える化」推進のためのコンサルタント派遣事業」にも触れながらJISAダイバーシティ戦略の推進について意見交換を行った。その結果、賛同企業の拡大に向けては、情報サービス産業界における働き方に対する意識改革が必要不可欠であり、そのためのインフラ整備が今後の重要な課題であるという認識で一致した。

 また、JISAダイバーシティ戦略賛同企業をはじめとするJISA会員企業における女性活躍度の実態を把握するための調査項目について意見交換を行った。その結果、調査の継続性に鑑み、平成23年度に厚生労働省のポジティブ・アクション推進事業の一環として実施した調査の項目(業種別「見える化」支援ツール入力シート【情報サービス業編】)から業界平均値を把握する上で必要最小限の項目に絞り、平成25年5~7月に調査を実施することで一致した。次回WGでは、調査項目について継続審議する予定である。

(薦田)

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