第2回 技術委員会 標準化部会 健全性評価指標WG

 平成24年10月16日、第2回標準化部会健全性評価指標WG(座長:後藤卓史、(株)構造計画研究所、ソフトウェア工学センター)が開催された。出席者4名。

 当日は、9月末に日本情報システムユーザー協会(JUAS)での意見交換の結果報告と、本指標普及のためのマニュアル制作の進捗状況を確認した。

 JUASとの意見交換では、顧問1名、事務局1名にご対応いただき、いくつかの意見や要望をお聞きした。(1) 本指標の前提となっている短納期プロジェクトだが、JUASの調査では短納期プロジェクトだからといって、品質が悪化していることはない。(2) 開発プロセスの指標が記載されているが、企画要求プロセスと保守運用プロセスがユーザには重要、このプロセスでの指標が欲しい。(3) 顧客満足度はプロジェクト終了時だけ測定するのではなく、開発の途中でも測定できるのではないか。(4) 品質の視点が見えないのはおかしい。

 これに対して、(1) この指標では適正工期をなんらかの理由により短縮化したプロジェクトを短納期プロジェクトと呼んでいること、(2)と(3)は今後検討すること、(4)は各要素の解説で品質について触れていて、品質はどの局面、どの要素でも取り上げる視点であるから、敢えて「要素」に記述しなかった旨説明した。

 今後ユーザ視点の指標の策定にあたり、JUASとの連携が必要なため、JUAS会員のWGへの委員派遣を依頼した。

 指標普及のためのマニュアルは、4つの角度から考えている。(1) ガイドラインの利用マュアル作成、使い方の詳細と具体化を記述、(2) チェックリスト利用マニュアル作成、(3) プロジェクトへの試行マニュアル作成、(4) 目的別利用マニュアル、どの局面で、どのチェックシートを使うかを記述。

 今回は方向性の意識合わせを行い、内容に重複がないよう、調整を行った。今年度末を目標に制作を完了し、公開する予定である。

(鈴木)

このページの先頭へ▲