第2回 技術委員会 標準化部会

 技術委員会・標準化部会(部会長:伏見諭、東海大学)が6月12日、JISA会議室で開催された。委員19名が参加した。情報規格の動向報告や設置される3つのワーキンググループの企画案などが検討された。

 前回議事録の確認のあと、先般、韓国済州島で開催されたISO/IEC JTC1/SC7(ソフトウェア工学)及び傘下のWGの会議報告、また、ISO/TC258(プロジェクト、プログラム及びポートフォリオマネジメント)のパリ会議やISO/IEC27000シリーズ(情報セキュリティ)のストックホルム会議の報告がそれぞれの規格策定活動をフォローしている委員から行われた。

 報告者からは、最近、国際規格の策定に中国が係わりを強めており、関連する他の規格との整合性を考慮せず、用語等も十分に錬られていない自国の規格を持ち込んで国際規格にしようとしている動きなどが伝えられた。

 平成24年度標準化部会では、『「ITビジネス標準化」に役立つ情報をまとめて紹介する本』(2010年5月発行)の改訂作業を行うWG、プロジェクト健全性評価指標の普及とブラッシュアップを図るWG 、VSE(小規模組織のソフトウェアライフサイクルプロファイル)規格の解説書を作成するWGを設置することを前回決めた。部会委員は原則そのいずれかのWGにて活動することとし、前回会議以降、各委員の意向をきいていたが、この度各WGの部会メンバーを確定した。各WGの座長は木村雅信委員(キャノンITソリューションズ)、後藤卓史委員(構造計画研究所)、伏見諭部会長がそれぞれ務めることになった。

 各WGの企画案について事務局より説明し、現時点で留意すべき点など意見交換を行った。各WGとも概略については了承されたが、今後、各WGにて検討を加えて活動内容や成果物等を固めていくことになった。

 今年度、標準化部会では情報技術の標準化に関するイベントを企画開催する予定であるが、これについては継続審議となった。

(尾股)

このページの先頭へ▲