第8回 技術委員会ソフトウェアエンジニアリング部会REBOK企画・普及WG

 平成24年12月20日、要求工学を調査研究する、REBOK企画・普及WG(座長:青山幹雄 南山大学教授)が開催された。

 REBOK企画WGでは情報処理学会デジタルプラクティス誌と連携し、平成25年4月号の特集「要求工学で情報システム開発を変える:ユーザとベンダのWin-Win Way」を企画している。本号では招待論文や応募論文のほか、当協会浜口友一会長と國井秀子副会長・技術委員長との座談会を掲載する。

 当日は会長、副会長を招き、本WGの青山座長、中谷多哉子委員(筑波大学)がインタビューアとなって、およそ2時間30分にわたり、当産業の現状、要求工学への期待や課題、JISAとしての取り組み、人材育成等について、意見を頂戴した。またWGでは委員全員で、招待論文の査読状況を確認した。

 普及WGでは、(株)野村総合研究所、小部山知伸委員から、「SC7Mと情報戦略策定事例のご紹介」と題して、同社のコンサルティングメソドロジ集であるSC7M(System Consulting 7 Methods)について説明があった。SC7Mは「情報戦略・ITガバナンス」「IT投資管理・コスト管理」「業務・ITソリューション」「サービス管理」「アーキテクチャ管理」「ソーシング・スキル管理」「ITリスク管理」から構成される。これらのメソッドを適宜組み合わせて、コンサルティング業務を遂行する。

 次回WGは2月に2本の講演を予定している。

(鈴木)

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