第4回 広報・人材委員会 人材部会

平成23年12月15日、第4回人材部会(部会長:岩井秀樹 東京海上日動システムズ(株)人事部長)がJISA会議室で委員12名、オブザーバーとして経済産業省情報処理振興課より青木係長、同じく(独)情報処理推進機構より網野ITスキルセンター長、事務局2名の計16名により開催された。

当日は、前回グループに分かれで議論した「人材を巡る環境」及び「これから必要な人材とは」についての報告をもとに、(1)高度人材(ハイブリット型人材)に対する認識の共有、(2)高度人材の定義について、(3)高度人材の発掘・育成に関する環境整備について等の議論を行った。

主な意見では、ハイブリッド型人材とは経営的視点・専門性・機能性を有し、技術・経営・営業の複数分野で活躍出来る"マルチ人材"という認識が多く示された。また、人を育てられること、革新的な提案ができること、儲けることができることなど、組織経営やビジネスにおける要素についても指摘があった。一方、専門領域におけるマルチ性も重要であるとの指摘もあった。このような人材について、どのような知識や技術を習得させるか、それを会社としてどのようにサポートするか、どのタイミングでどのような経験を積ませるか、マネジメント能力をどのように高める等、引き続き議論していくことになった。

次回以降、各社からの具体的な事例をもとに意見交換を行いまとめていくこととなった。

(野辺)

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