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2023.04.26イベント・セミナー

[JISA会員企業(法人会員)限定]JISA版 NTCプロジェクト 第2期 受講生募集のご案内
~デジタル変革をリードし価値を創造できるトップレベルのITエンジニア育成プログラム~

JISA会員各位

 社会のデジタル化が急速に進展しております。これからの社会のデジタル化を担うべき情報サービス産業は、このようなデジタル人材を広く育成していかねばなりません。中でもデジタル変革をリードし、価値を創造できるトップレベルのITエンジニア(これをJISAでは「Top ITアスリート」と称します)を当業界として育成、輩出することが強く求められます。

 そこで、JISA人材委員会では会員企業に在籍するITエンジニアを対象に、このようなTop ITアスリートを育成するプログラム(これを「JISA版National Training Center (NTC) プロジェクト」と称します)を令和4年度企画、運営しました。テクニカルスキルやビジネススキルを習得した上で、群馬県をフィールドに社会課題を探索し解決案を考えるといった6か月180時間にも及ぶ育成カリキュラムを経て、14名のTop ITアスリート候補を育成することができました。

 今回、Top ITアスリートの育成を強力に推進するため、昨年度実施したプログラムを改善しながら、新たな育成プログラムに取り組むことにしました。会員各位におかれましては、この貴重な機会を積極的にご活用いただきたく、皆様にご案内申し上げます。

1.プロジェクトの目的
数年後に我が国のデジタル化をリードする人材となりうるTop ITアスリートの育成

【JISAの考えるITエンジニアにかかる育成の方向性について】
ITエンジニア(含む従来型SI人材)について、既存のICT技術に加えCAMBRIC他の先端デジタル技術の活用能力を身につけ、社会や顧客の課題解決プロジェクトを推進実行する「デジタル人材」として人材力の高度化を図る。
「デジタル人材」の内、社会課題の発見・解決、価値創造を支援する人材を「ITアスリート」とする。また、「ITアスリート」の中でも、社会のデジタル化や事業の価値創造を方向感の設定も含めてリードする人材を「Top ITアスリート」とし、一方、デジタル技術の先端開発・高度利活用を推進する技術人材を「先端ITエキスパート」として、これら高度人材の育成を図る。


2.募集対象
人数:原則各社1名 最大20名
年齢:20代後半から30代後半まで(キャリア10年目程度を想定)

受講希望多数の場合は、参加人数を調整させて頂くことがあります。
また、本研修参加にあたり、参加企業経営者の推薦が必要になります。

【参加者要件】
JISA会員企業(法人会員)に属する方でデジタル人材としての技術的素養ならびに実務経験を持ち、将来Top ITアスリートとして社会に貢献する高い志を有する方。また、受講期間中は、本プログラムへの参加を優先して取り組める方。

【受講企業に求められること】
受講生を支援する経営層や上司の皆さんには、本研修の成果発表への参加等を通じた候補者のサポートをお願いします。また、受講生が本研修に集中して参加できるような業務調整をお願いします。
特に、課題探索・解決プログラムではイテレーションにより学習と質を追求するため想定する時間(月30時間)以上に取り組む場合がありますので、時間の捻出にご配慮いただくようお願いします。

3.応募期間
 令和5年5月22日(月)まで
NTCプロジェクト
参加申込

まずはお申込者情報(本件のご連絡先)をご登録ください。
後日、受講者の詳細情報をお送りいただきます。


4.プログラム
5月31日(水) 開講式
6月:ビジネススキル/テクニカルスキルの習得
   別途、トップエンジニアに必要となるビジネススキルを補完するために
   e-ラーニングを受講いただきます。
7月~9月:課題探索・解決プログラム
   7月、8月は群馬県関係者へのヒアリングや現地観察などをおこないます。
   月は最終発表にむけた取りまとめをおこないます。
10月上旬:課題探索・解決案の発表
10月中旬:修了式

詳細はJISA版 NTCプロジェクト 第2期 カリキュラムを参照してください。

※ 本プログラムにおいては、勤務時間内外を含め、のべ180時間程度の研修時間を想定しております。なお、各講義は我が国の大学専門課程、ならびに、大学院修士レベルの難易度にて設定する予定です。講師、事務局が学習の進捗はフォローいたしますが、参加者個人の予習復習が必要になることを想定しております。

5.費用
本研修プログラムの企画運営費用はすべてJISAが負担いたします。研修参加者、また、研修参加者を送り出す企業において、JISAに対してお支払いいただく費用はありません。詳細は以下の通りとなります。

【JISAが負担するもの】
・講義・セミナー等の研修費用
・オンライン上での研修環境(slackやzoomなど)
・群馬県における作業場所(※NETSUGEN https://netsugen.jp/)
・東京都における作業場所(JISA事務所 東京神田)
・懇親会費用などの雑費

【ご負担・ご持参いただくもの】
本研修プログラムに関わる、旅費交通費、宿泊費。なお、各自必要に応じてノートパソコンをご持参ください。

6.その他
(1)権利の帰属
本研修プログラムにおいて開発されたアイディアやプログラム等の知的財産権については原則として研修参加者各個人、並びに、チームメンバーに帰属するものとします。
本プログラムにおいて、自治体や個人の協力の上で得られたデータ(ユーザアンケートデータや環境データなど)については、原則として主体となる取得者が都度取得目的とデータ共有範囲を定めるものとします。

(2)広報
本研修プログラムの企画情報から活動状況や成果まで、群馬県、JISA等で紹介する場合があります。また、群馬県やJISAの広報活動等にてご協力をお願いすることがあります。

(3)PoC実施について
本研修プログラムのうち、課題探索・解決プログラムで提示された事業計画案について、群馬県より課題解決策の具体化を依頼されることが考えられます。その場合は、以後の対応をJISA並びにチームメンバー所属の各企業間で協議の上対応することとします。

プログラム期間中、もしくは、プログラム終了後、課題探索・解決プログラムで検討している事業計画案について、PoC(Proof of Concept:概念実証)の実施を受講生間で検討することがあります。その場合は、以後の対応をJISA並びに受講生所属の各企業間で協議の上対応することとします。なお、PoC実施主体はJISAとし、参加企業とJISAにおいて実施契約を締結することを想定しています。

(4)本研修後について
本研修の修了生はNTCコミュニティに参加できます。本コミュニティではトップ人材の交流と社会課題への提言活動などにより研修終了後も継続的に自己研鑽できる場を目指します。また、修了生が取り組んだ課題解決案のPoCへの参加や、受講経験を活かし、今後のNTCプロジェクトカリキュラムに協力してもらうことも検討しています。
コミュニティの設置は2023年5月を予定しています。

7.問い合わせ
 JISA事業推進本部 大原 03-5289-7651 ntc@jisa.or.jp

以上

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