令和8年10月6日に令和8年度第2回白書編纂部会(部会長:木村俊一 (株)NTTデータ経営研究所 ソーシャル・デジタル戦略ユニット カスタマー&マーケティングトランスフォーメーションチーム長 ディレクター)が、JISA会議室およびZoomによるハイブリッド形式にて開催された。
冒頭、木村部会長の挨拶の後、「2027年版 情報サービス産業白書」の企画案・アンケート設問内容について議論・意見交換が行われた。
会議では、AI時代における「技術スキルの重要性変化」および「組織構造・働き方の変化」をテーマに、アンケート設問設計に関する多角的な検討がなされた。 主な論点は以下のとおり。
回答者の立場・役割の明確化: AI事業者としての立場(AI開発者、AI提供者、AI利用者)や事業形態(受託開発、自社サービス、BPO等)によって求められるスキルや組織構造が異なるため、属性を明確に区分・選択させてクロス集計できる設問設計が必要である。
必要スキルの再定義: セキュリティや「AIセーフティ(ガバナンス・統制)」を企画・設計段階からの必須要件として位置付けることや、生成AI成果物のトラブルに対応する「高度な品質判断・統制力」、ノウハウを有形化する「知財化スキル」などの項目追加が提案された。
組織形態と意識の変化: 大規模開発から小規模・短納期・アジャイル開発へのシフトに伴い、自律分散型組織や権限委譲型組織への移行、協力会社の役割変化などの実態を捉える重要性が共有された。
今後の進め方については、出された意見を踏まえてアンケート設問案の精査を行い、委員への再確認を経て最終化を進めていく方針となった。
(木幡)