令和8年2月27日(金)、第7回技術調査部会(部会長 吉田 英嗣 (株)NTTデータグループ)が株式会社両備システムズ(岡山本社)およびオンライン会議にて開催された。参加者は12名。
2025年度版「情報技術マップ/技術成熟度調査」のライフサイクルマップおよび詳細分析の考察案について、各担当委員から報告が行われ、修正方針について詳細な議論が行われた。主なポイントは以下のとおりである。
AIによる分析案をベースとしつつ、各カテゴリの実態に即した修正方針が確認された。例えば、コンピューティング基盤では「GPU」や「IoTプラットフォーム」等の先端技術の動向に焦点を当てる一方、レガシー系については維持・延命需要による実績上昇として整理することとした。ミドルウェアでは初登場の「AIエージェントプロトコル」への注目や、OSSから商用製品への回帰傾向について議論された。
また、開発言語におけるPythonの着手意向の高さやTypeScriptの普及、セキュリティ分野における「侵入前提対策」へのシフトなど、各領域での主要トレンドについても認識を共有した。特に、新設された「AIネイティブ開発」や「AIOps」については、着手意向が高い一方で実績はこれからのフェーズにあり、今後の普及に向けた課題(データ整備等)についても言及することとした。
さらに、特設テーマである生成AI利用実態については、Geminiの利用急増(19.5%)や、コーディング効率化への寄与が確認された一方、精度やセキュリティへの課題感も依然として高いことが報告された。
次回会合は3月25日(水)、オンライン会議にて開催され、今回の議論を踏まえた分析の確認を行う予定である。
(大原)