第6回 技術調査部会

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 令和6年4月10日(水)、第6回技術調査部会 (リーダ:山口陽平 みずほリサーチ&テクノロジーズ(株))がオンライン形式にて開催された。参加者は10名。

 今回は、報告書全体の読み合わせなど、担当分析の考察結果について確認した。例えば、実績指数、着手意向指数上位10件に関する分析は以下の通り。

 SI実績指数の上位で目立つ点としては「クラウド基盤サービス」が20位から9位に上昇した。2023年11月にはデジタル庁が進める「ガバメントクラウド」において、さくらインターネットが国産のIaaSとして初めて選定されたことがニュースとなったが、政府システムのクラウド化が一層推進されると共に、民間においても同様の傾向が続くと思われる。
 着手意向指数では1位と2位が「生成AIを使った開発」「生成AI利用技術」となった。前者はプロンプトエンジニアリング等、開発を支援させる使い方であり、後者はユーザ企業に提供するプラットフォームである。いずれにおいても生成AIに対し大きな期待が寄せられていることが分かる。
 


 調査結果の詳細は、5月末発刊の「2024年版 情報サービス産業における情報技術マップに関する調査報告」で報告する。なお、6月上旬にJISA会員企業へ同報告書を郵送する。

(大原)

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