開発歴23年。新たな夢にチャレンジ!

開発歴23年。新たな夢にチャレンジ!

Profile

  • 大瀧さん
  • システム・エボリューション(株)
    第1ソリューション事業本部
  • 商学部卒
  • 2011年入社(転職)
  •     

大学卒業後に就職した会社で14年間、汎用機(*1)からクライアントサーバシステム(*2)、Webシステム(*3)まで幅広い開発に携わり、50名規模のプロジェクトリーダーも数回経験。転職してからは、お客様先や自社の開発プロジェクトでマネジメントを行っています。

(*1)大組織の基幹業務用などに使用される大型コンピュータ
(*2)高性能のサーバコンピュータとユーザが使うクライアントコンピュータで役割分担して共同運用する仕組み
(*3)プログラムをサーバのみにインストールし、ユーザがインターネットでサーバにアクセスしてプログラムを利用する仕組み

サブスクリプション発注システムで目指す「三方よし」

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1週間の半分は社内で自社製品の開発に携わり、半分はお客様先の商社に常駐し、サブスクリプションモデルの発注システムの開発を手掛けています。
サブスクリプションとは、モノを買い取るのではなく、ソフトウェアなどのサービスを利用する期間に応じて料金を支払う方式のことで、私はプロジェクトマネージャとして、提案から設計、製造まで関わっています。

一般的にモノの売買は、お客様からの注文を受けて商品や個数をまとめ、販売業者であるベンダに発注しますが、ソフトウェアの場合は、単価や数量以外にもIDやパスワードなど必要となる情報があり、これが商材によって異なるため、注文様式が全てバラバラで、そのルールの数は約4万通りもあります。こうした注文様式や顧客情報の管理を自動化するのが新しい発注システムの役目で、発注にかかる工数を半分ほどに減らすことができます。

従来のシステムはモノありきなので、商材がソフトウェアであっても在庫管理や物流に関わるフローが必須となり、利用できるまでにかかる日数も長くなります。しかし、実体があるモノでさえ注文した翌日には届くこの時代に、実体のないサービスに対してお客様はそんなに待てませんから、新しい発注システムはスピード感に徹底してこだわり、申し込みから30分で開通できるように改善しています。

また、消費者がこのシステムを使うとお客様情報を毎回入力する手間を省くことができます。商社、ベンダ、消費者の3者の利便性を高める、というのがこのシステムの目指すところです。

責任もやりがいも大きいプロジェクトマネージャという立ち位置

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私はこの発注システム開発のプロジェクトマネージャとしてリーダー役を担っています。10人のチームメンバーの中には他社のエンジニアもいますが、それを負担に感じることはありません。むしろ、いろんな人が集まって一つのプロジェクトを完遂させることが面白いですね。

20代〜50代まで様々な年代のメンバーのモチベーションが維持できるよう、コミュニケーションを取るようにしています。契約期間の真ん中あたりで個別に、悩み事や意欲などをヒヤリングして、メンバーが「どうしても仕事が合わない」と感じている場合は、担当プロジェクトを変更したりして、できるだけ意向に沿うように調整します。

私は、子供の頃からリードしたい学級委員長タイプなので、今の立ち位置は自分に合っていると思います。基本的にはメンバーから意見をもらって判断しますが、判断基準が曖昧なときは、自分の責任において私が最終判断できることにもやりがいを感じます。

新たな挑戦―札幌に新拠点を立ち上げる

これまでずっとシステム開発に携わってきましたが、以前から違うことにも挑戦したいという思いがありました。それは、地方での拠点立ち上げです。
お客様先があり、ビジネス規模がちょうど良い札幌に「拠点を作りたい」ということはかねてから周囲に言っていたのですが、それが社長の耳に届き、作成した企画書が認められ、実現することができました。

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働き始めたばかりの頃は確たる夢を持っていたわけではありません。
ですが、仕事を続ける中で徐々に自分に何ができるのかが明確になってきて、叶えたい夢ができました。

夢を見つけて、言い続けることが大事。そうすればきっと叶うと思います。

#キャリア#文系出身#転職

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