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    フロントエンド開発と育児に挑戦中

スキルを武器にたどり着いた理想の仕事環境。
フロントエンド開発と育児に挑戦中

スキルを武器にたどり着いた理想の仕事環境。<br />フロントエンド開発と育児に挑戦中

Profile

    齋藤さん

  • (株)オープントーン
    ITエンジニアリング事業部
  • 工学部卒
  • 2020年入社(転職)

これまでの開発経験を活かしながら、現在は映画や出版、金融などさまざまな業界のシステム開発に携わっています。フロントエンド開発など初めての領域にも挑戦中。働きやすい環境で、ワークライフバランスの整った充実した毎日を過ごしています。

理想のSE像とワークライフバランスを求め、3度の転職

大学で情報工学を学び、卒業後ずっとSIerで仕事をしてきて、当社は4社目です。
新卒で入社したのは、金融機関のシステム開発を行う会社で、5年ほど保険や証券に関するシステムの開発に携わりました。その会社では、5年目ともなると後輩教育を任されたり、開発から設計へと業務の内容がシフトしていったりと、プログラムを作る機会が減っていってしまいました。ずっと現場でエンジニアとしてプログラミングをしたいと考えていたため、やりたい仕事と現実との間にギャップが生まれてしまい転職を考えました。

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2社目は、Web広告の管理システムを自社開発している会社で、開発からお客様への納品、サーバーの設定など、製品を提供するまでの一連の業務を経験しました。全く違う業界での再スタートで、仕事はとても楽しかったのですが、残業が多く、生まれたばかりの子どもの顔がなかなか見られませんでした。親として子どもにもっと関わりたいと悩み、会社を離れることにしました。

3社目では、電子書籍システムの開発に携わりました。この仕事も面白かったのですが、社内のコミュニケーションがチャット主体で、隣の席の人とも会話をせず黙々とパソコンに向かっているという職場環境。「おはようございます」と出勤してから「お疲れさまでした」と退勤するまで一言も発さない日がほとんどでした。しかし、私がこうありたいと思うエンジニアの姿は、お客様の要望をヒアリングしてプログラムを書き、納めること。自分が求めるSE像とは違うと感じていました。

新しい情報にアンテナをピンと張り続ける

当社に入社を決めたのは、フレックスタイム制が導入されていて、柔軟な働き方ができることと、年次が高い先輩方もプログラムを書いているので、ここならSEとして長くやっていけると感じたからです。面接には、これまでに培ってきた技術のアピールも交えて挑み、パスできました。

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入社してから現在までの約1年は、映画のチケット予約サイトや電子書籍サイト、金融機関の口座開設など、3つの異なる業界のシステム開発や更改に携わってきました。それぞれに担当チームがあり、例えば今は金融がメイン、と注力する時期は異なります。こんな風に業務に変化があるので、いい気分転換になって常に新鮮な気持ちで仕事に臨めます。

また当社は、インフラ構築などにも手広く事業を展開していて、新しい分野への進出にも意欲的です。ネットなどで話題になっていることをヒントに、「何か新しいことができないか」という話を社員同士でしますし、誰かが関心を持ったことを勉強して、社内の勉強会に展開させることも。自由度が高く、新しいことにもどんどん挑戦できる環境が楽しいですね。

リモートワーク中心でプライベートタイムも充実

入社して3ヶ月後に緊急事態宣言が発令され、リモートワークにシフトしました。当社はコロナ前からリモートワークを行う体制が整っていたので、スムーズに移行できましたし、今も全く不便は感じていません。チームでミーティングをする日や本番リリースなどの重要な日以外は、フルリモートが可能。エンジニアの約8割はほぼフルリモートで働いています。

私も、週に一度の出勤日以外は自宅で仕事をしています。朝起きて9時から仕事がスタート。昼に1時間休憩を取った後、18時まで働いて終了です。子どもと昼ご飯を食べたり、一緒に風呂に入ったりと、通勤時間がないので育児に関わる時間も持てています。子どもからすれば、お父さんは家でずっと遊んでいると思っているかもしれませんが(笑)、子どもの成長を直接感じられることがうれしいですね。

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夜は10時頃に子どもと一緒に寝て、朝は5時半頃に起きてランニングや筋トレをすることも。早起きして運動をすると仕事もはかどります。時間に余裕ができたので、技術系のブログを読んだり、変化の早いIT業界について情報収集したりと勉強しています。

IT業界なら、やりたい領域に挑戦できる

今、フロントエンドではJavaScriptライブラリの「React」を使った開発が人気です。フロントには苦手意識があり、克服に向けて目下勉強をしているところ。希望すれば関心のある分野を担当させてもらえる環境なので、あえて上司にお願いしてフロントエンドの領域を任せてもらっています。

今後はAWSを利用したインフラ構築にも挑戦したいですね。社内にはAWSの資格を持った先輩がいて、勉強会も頻繁に行われています。学べるこの環境を活かし、先輩たちを目指してもっと知識を深めて実務に活かしたいと思います。

この業界で何社か経験して実感するのは、自分には何ができて何ができないか、業務を通して明確にできるということ。自分の得意分野も分かるので、目的意識を持ってやりたいことを自ら勉強し、挑戦していける人ならきっと楽しめる世界だと思います。

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#キャリア#ワークライフバランス#転職

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