IoT案件事業の立ち上げに従事 将来的には自社サービス展開を目指す
お客様と信頼関係を築く鍵は、「明るく」話すこと
私は2年前まで、当社のお客様である大手メーカーの現場で経営企画・管理業務に3年携わっていました。なかなかそうした機会をいただけることはありませんので、本当によい経験になったと感じています。その後、本社に戻ってからはそこでの経験を活かし、今ではIoT案件事業立ち上げやIoTシステム技術者育成を目的とした研究会の立ち上げなどに携わっています。
そんな私が普段から心がけていることは、「楽しそうに話す」こと。当社は、コンサルティングからシステム開発、検証、保守・運用といった一連のシステムインテグレーションサービスを請け負い、持ち帰りで開発したり、時にはお客様の現場に常駐してサービスを提供するという業務形態です。そうした現場で当社の社員の技術力をアピールするときは、特に自信を持って明るく話すようにしています。そうすることで、お客様の期待感が増しますし、「この会社なら安心だ!」と信頼していただけるんです。「明るさ」と「自信」は大事なポイントだと思っています。
一方で、お客様と楽しく接しているうちに、同席している上司から「そこまで言っちゃう!?」と思われることまで話してしまうことがあります。私は少し「話し過ぎる」タイプなんですね。
でも、私としてはある程度「腹を割って話す」ことは重要だと思っているんです。だって、例えば新しいビジネスをお客様と一緒にやっていこうというときに、隠し事が多いとなかなか信頼してもらえないじゃないですか。なので、自信を持って、明るく、楽しく、腹を割って話すという自分のスタイルはこれからも崩すつもりはありません。当然のことながら、「腹を割って話す」ことと「重要な秘密を守る」ことは線引きをして、バランスは保っています。
「さまざまな企業と関われる」ことに魅力を感じて入社を決意
この会社には、大学卒業後の2012年に入社しました。専攻が情報系だったので、「入社するならIT企業!」という気持ちは早い段階からありました。銀行や証券、情報通信や物流、さらには電力やガス、鉄道といったあらゆる産業に関わるITシステムの構築や運用を、IT企業が目に見えないところで支えていますし、社会を支える仕事ができると考えていました。その中でも今の会社を選んだのは、会社の歴史が長く、安定感があると感じたことがひとつの理由です。
もうひとつの理由は、大手メーカーやメガバンクなど、さまざまな企業と関わりがあるため、自分の知見を広められると思ったことです。私は入社以降、経理業務を2年、経営企画・管理を3年、事業企画を2年担当してきました。特に、経営企画・管理業務では、お客様のビジネス現場を体感させてもらいましたし、本社に戻ってからの事業企画業務ではさまざまなお客様やパートナー企業と連携してきました。
そうした経験が、現在自社内においてIoT案件事業開拓の推進役や、IoT研究会の発足につながっていると思うと、自分が「会社で何をするか」のほかに、「どんな会社と関わることができるか」という点にもこだわってきて、本当によかったと思っています。
IoT案件事業の立ち上げを目指し、研究会を発足
先ほども少しお話ししましたが、私は現在事業部内で「IoT研究会」を立ち上げ、その舵取りの役割を担っています。研究会の目的に賛同してくれた社内の若手を集め、IoT案件事業の開拓に向けて月に一度活動しています。
私は情報系出身ではありますが、ひとつの技術分野に特化した専門的な知識・スキルを持っているわけではありません。そのため、自分一人だけではIoT研究会を回すことはできないんですよね......。
そのため、この研究会には技術系に強い社員一名に参加してもらい、自分はビジネスリーダー、その人はテクニカルリーダーとして活動をしています。
「IoT案件事業の立ち上げ」を目標に発足した研究会ですが、自分一人の力では運営していくことはできなかったと思います。IoTというトレンドの重要性を理解し、賛同してくれる若手の存在や、運営をサポートしてくれるベテラン社員の協力に感謝する毎日です。
今の課題は「人材集め」 優秀な社員を社内で見つけ出す
今、自分にとって大きな課題だと感じているのは、「人材集め」です。IoTの新規案件立ち上げ事業を行ってはいるものの、事業を軌道に乗せるためには優秀な人材が必要です。しかし、優秀な社員は皆、ほかの部門のさまざまなプロジェクトチームで重要な役割を担っていることがほとんどです。
すると、「私のチームで働いてもらうにはどうすればいいのか」という点が問題になってきます。そこはもう、その人材を管理しているマネージャーと腹を割って話し合うしかありません。私のチームでの経験が将来必ず役に立つこと、その人材のキャリアアップに貢献できることなどをプレゼンします。そして将来的には世界的な大手企業に自信を持って送り出せる社員に成長できるということなどを、言葉は悪いかもしれませんが「泥臭く」力説します。
もちろん優秀な人材をそう簡単に出してくれるわけはなく、断られることもあります。けれど、私自身マネージャーに直談判して熱く、泥臭く語るという作業はまったく苦じゃないんですよね。なので、こうした「交渉」を経て優秀な人材をチームに揃えるというのはものすごくやりがいがある仕事でもあるんです。
ゴルフ、サッカー、テニスに忙しい休日 お客様や社員との交流にも一役
休日には、ゴルフにサッカー、テニス、バスケットなどさまざまな活動をしています。ゴルフコースはお客様と回ることもあるのですが、以前お世話になった大手メーカーの社員の方と行くことも多いですね(笑)。その会社には3年間常駐していたので、最後には家族みたいな関係を築くことができて......。
本社に戻るとなった頃には寂しい想いをしました。しかし、その後もこうしてゴルフに誘ってもらうことでお互いの近況報告をしたり、何気ない会話が次の仕事につながったりするので、本当によい関係を築けたと思っています。
サッカー、テニス、バスケットは会社の部活動で、同業他社十数社の集うスポーツリーグにも参加しています。私は学生の頃テニス部に所属していた経験があり、年齢が32歳ということもあって今ではキャプテンを任されています(笑)。試合にも出ざるをえないので、3連休ともなるとゴルフにテニス、サッカーとかなりアクティブに動き回っていますね。気持ちはリフレッシュできるのですが、休み明けに身体が悲鳴を上げていることもしばしばです。
ただ、こうした活動はお客様や他社の社員といった外部とのネットワークづくりや、社内の若手社員との交流にとても役立つので、これからも続けていきたいと思っています。
将来的には自社のIoTサービス確立を目指す
当社は、「しっかりとしたモノ(システム)づくりと高品質のサービス」を提供することをモットーとして、お客様の高い信頼と満足を獲得することを目指しています。そのためには、優秀な人材の育成が欠かせないというのが、私自身の考えです。
優秀な人材を育成することで、現在私が推進しているIoT関連の事業を拡大していき、さらには当社独自のサービスを創り上げていくことを私は目指しています。
具体的な目標は、この数年で当社独自のサービスを立ち上げることです。IoTは今や、人々の生活に密着しています。そのIoTはIT無くしては語れませんし、社会におけるITの重要性も、それを支えている私たちIT企業の役割もますます大きくなってきます。時代の流れ、お客様の多様化するニーズに合わせて事業内容を進化させていくことで、会社の未来に、社会の未来に貢献していきたいというのが私の目標です。
#IoT#ワークライフバランス#情報系出身
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