自由な挑戦ができる、自社プロダクトの開発が面白い

自由な挑戦ができる、自社プロダクトの開発が面白い

2020.5.27
開発/研究 

Profile

  • 石坂さん
  • システム・エボリューション(株)
    第1ソリューション事業本部
  • 商学部卒
  • 2011年入社(転職)
  •     

大学卒業後就職した会社でシステム開発の基礎を学びました。転職後は社内プロジェクトの管理や社外での開発サポートを担当し、3年前からは、自社プロダクトの開発リーダーとして企画段階から携わっています。

開発リーダーとして背負う、責任と誇り

担当しているプロダクト「ANYSEE」は、自社ブランド製品の開発につながる面白いアイデアを社員から募集し、プレゼンを評価する社内コンテストの第一回で優秀賞を獲ったものです。
当初は簡単なデモ版だったのですが、社内の評判がよかったため、これをベースに2017年12月から本格的に、企業と内定者とをつなげるアプリの製品化に取り組むことになりました。
私は、開発リーダーとして企画段階から携わってきました。リリースは2019年6月に終えましたが、現在もユーザからの改善要望に応じて、アップデートや不具合修正などを随時行っています。

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<CM撮影時の様子>

リーダーという立場上、悩むことは多々あります。とくに他のプロジェクトと兼務なので、このプロダクトだけに注力できないのが難しいところ。進行管理をしっかりと行うことが今の課題です。また、ユーザである学生や企業の採用担当者など、ITリテラシーの異なるすべての方が簡単に使いこなせるように、使う人の気持ちに寄り添うことが大切だと実感しています。

今は課題が山積みで、苦しいと感じることも。それでも、ITを駆使したシステムは日常生活になくてはならないものですから、それを作る仕事をしていることは私の誇りでもあります。

友人に誘われた説明会をきっかけにIT企業に就職

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ITは中学の頃から身近な存在でした。たまたま父親が買ってきたWindowsパソコンのゲームに熱中して、そこからプログラミングに興味をもったんです。学校のパソコンで、よく、黒画面に緑の文字でBasic(*1)をいかに速く入力できるか、という競争を友達とやっていましたね。

ただ、就職となると、高校や大学では情報処理の授業で少しプログラミングを習ったくらいでしたし、そもそも就職のこと自体をあまり真剣には考えていなかったかもしれません。ソフトウェアハウス(*2)に就職したのは、友達が誘ってくれた合同企業説明会で話を聞いて、なんとなく面白そうだと思ったからです。

大学を卒業した2003年当時、IT企業のイメージはブラックでした。それでも「就職できればいいや」という程度に考えていた私は、とくに躊躇することもなく入社しました。
実際、その頃は残業がかなり多かったですね。でも、入社前から半年間ほどの研修で、プログラミングの基礎をしっかり身につけることができたことが今につながっています。

就職する前、プログラムの監視・運用の仕事は24時間昼夜を問わずサーバの前にかじりついているような仕事をイメージしていました。でも実際には、夜勤は3ヶ月に一度くらい、夜間にシステムの入れ替えに立ち会う時などだけでした。

(*1)beginner's all-purpose symbolic instruction code(初心者向け汎用記号命令コード)
(*2)ソフトウェアを作る会社

やりたいことにチャレンジできる環境へ

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就職して8年後、先輩が独立する際に声をかけてくれて転職しました。当時はリーマンショックの影響で転職を考える人が多くて、別の人からも会社の立ち上げメンバーに誘ってもらったのですが、当社が一番面白そうだと感じました。

それまでの仕事は、大きなプロジェクトの一部分に関わり、仕様書通りに開発をするというスタイルでしたが、当社はやりたいことにチャレンジできる可能性があると感じたんです。現に今は「こういうことがしたい」と話すと、「じゃあやってごらん」と挑戦させてくれる環境です。

とくに自社プロダクトの場合は、改善のアイデアを自由に出すことができます。議論を重ねることで製品のクオリティは上がっていくもの。入社して間もない後輩たちにも、積極的に意見を出してほしいと思っています。

また、今後は自社プロダクトの開発にさらに力を入れて、製品販売という会社の収益の入り口を増やしたいですね。ぜひ、ヒット製品を出したいと狙っています。

休日はサッカーや娘たちとの時間でリフレッシュ

残業時間はプロジェクトによって異なりますが、働き方改革の影響で、当社も残業はできるかぎりなくす方向に進んでいます。お客様先に常駐することが多い業界なのですが、最近はお客様も理解を示してくださって、全体的に残業はかなり減ってきています。私自身は年俸制なので、時間の縛りはありません。トラブル時には残業が増えることもありますが、自由に働けているという実感があります。

休日は二人の娘と遊ぶことが何よりのリフレッシュになりますね。最近はよく百人一首をしているのですが、子どもの記憶力は優秀で、私のほうが負けてしまうほど。悔しいので、アプリで勉強しています。

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趣味のサッカーをしている時間も楽しいです。会社のフットサル部では部長をしているんです。大会に参加したり、他の会社と練習試合をしたり、サッカー好きの社員たちと活動を続けています。他にも、小学校のサッカークラブのOBチームにも加入したりして、いろんなサークルに気軽に参加しているので、プライベートの人脈はどんどん広がっていますね。

何となく選んだIT業界が、これしかないと思える

IT業界で働きはじめてから15年。これからもこの仕事を続けていきたいですし、むしろ自分にはこれしかない、という気持ちです。やっぱり開発が好きなんです。もともとは「なんとなく」という気持ちで選んだ業界でしたが、就職してよかったと思います。

ただ、もっと自分の好きな分野のことを調べて深めていればよかったという後悔もあります。ですから、これから就職活動をされる方はぜひ、興味のある分野を突き詰めてみてください。その先の道で、また違った世界が広がるかもしれません。

#就活#文系出身#転職

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