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    刺激を受けてモチベーションもスキルもアップ

裁量権の大きい自社開発
刺激を受けてモチベーションもスキルもアップ

裁量権の大きい自社開発<br />刺激を受けてモチベーションもスキルもアップ

Profile

    上野さん

  • (株)オープントーン
    ICタイムリコーダー事業部
  • 理工学部卒
  • 2017年入社(転職)

新卒でSIer企業に入社し、お客様先に常駐して受託開発を行っていましたが、自社開発がしたくて当社に転職しました。風通しがよく個々の意見が通りやすい職場で、現在は自社製品のクラウド型勤怠管理システムの開発に携わり、日々やりがいを感じています。

1万人以上が同時に使うクラウド型勤怠管理サービスの次期バージョンを開発

現在は、500社1万人以上が毎日打刻するクラウド型勤怠管理システム「ICタイムリコーダー」の開発・運用に携わっています。
ICタイムリコーダーは、社員の出勤や退勤を管理するタイムカード代わりになるもの。出勤してその場で打刻する タイムカードとは異なり、Webブラウザやスマートフォンでの操作、顔認証など 複数の手段に対応しています。例えばWebブラウザなら「出勤」「退勤」ボタン をクリックするだけ。いつもと違う勤務場所でも在宅ワークでも、簡単に出退勤 時間を記録することができます。また、顔認証端末を用いることで、操作の要らない「顔パス」でも打刻が可能。本人以外の不正打刻を防ぐこともできます。

私が担当しているのは10年近く運用された既存サービスのクラウド(AWS)への マイグレーション(*1)です。「ICタイムリコーダー」は勤怠システムの特性上、1万人以上が同時にアクセスするミッションクリティカル性(*2)の高いサービスです。今そうした、利用者の多いサービスの技術更新というのはIT業界でも大きな課題・話題です。こうした重要で社会的意義の大きい事業に少人数のチームで主体的に取り組んでいます。

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これからIT業界を目指す方たちにも、こうした「自分が毎日している仕事が直接社会に役立つ」実感を持てること、クラウドやマイクロサービス化(*3)などの新しい取り組みや先端技術を日々学べることを是非実感してもらいたいです。

(*1)ソフトウェアやシステム、データなどを別の環境に移転したり、新しい環境に切り替えたりすること
(*2)業務の遂行に致命的な悪影響が出るくらいの重要性
(*3)個別に開発された小さなサービスを組み合わせて、一つのサービスを提供すること

IT業界に入ったきっかけは大学でプログラミングを知ったこと

大学では、理学部基礎科学科に所属して、科学の実験などを行っていました。プログラミングに深く触れたのは、この学科で「計算科学」を扱う研究室に入ってから。化学物質の反応をプログラムで計算してシミュレーションをするという研究で、これをきっかけにプログラミングの面白さを知りました。

就職活動では、化学系の業界かIT業界か、二つの選択肢で迷いました。しかし、研究室で学んだプログラミングを生かしたいという気持ちが強かったことや、研究室内でも化学系よりITの道に進む先輩が多く就職のイメージが湧きやすかったこともあり、この業界を選びました。

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9年ほど前の当時はまだ、「IT業界はキツイ」と言われていたのも事実。ただ先輩から、繁忙期は確かに残業もあって大変だけど、休みたい時は自分でスケジュールを調整して趣味を楽しみ、メリハリのある生活をしている、という話を聞いていたので、そんなに悪い印象は持っていませんでした。実際、ワークライフバランスを自分でコントロールしやすい業界だと思いますね。

今は、休日になると家族とドライブするのが楽しみです。妻が運転好きなので、私の出番はないんですけど(笑)。今は遠出はできないので、道の駅に行って買い物したり、併設されている公園で子どもと一緒に遊んだりしています。

自社製品開発でさらにスキルアップ

新卒でSIer企業に就職し、約5年間お客様先に常駐して開発業務をサポートしていました。転職を考えたのは、自社サービスの開発に携わり、モノを創って提供する側になりたかったから。当社は、社内で勉強会を実施している点や社外向けのセミナーも実施しているところに特に惹かれ、転職を決めました。

周りの社員も自発的に勉強に取り組む人ばかり。全員で同じ方向を向いて仕事に打ち込んでいて、この空気の中にいると「他の人があんなに頑張っているのに、自分はこれでいいのか?」と、とても良い刺激を感じますね。少人数のチームが多いので任される範囲が広く、自分の意見や提案が取り入れられることも多く、「スキルアップできている」という手応えも感じています。

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【お気に入りのリフレッシュスペースで】

社長との距離感も近く、様々なことを直接話す機会があるのも当社の魅力。特にモチベーションが上がるのが、日報への評価です。個々の日報を社員全員で共有しているのですが、社長が「この取組は素晴らしい」といったコメントを書いてくれるのです。目に見える形での評価がうれしいですね。最近では、産休に入る社員のために社長自らがケーキを買ってくれて、最後の出勤日にサプライズでプレゼント。社員一人一人に気を配ってくれていると感じます。

蓄積したデータを武器に、新しいサービス開発へ

今後は、自社開発の強みを生かして、新しいサービスを提供することが目標です。当社には、勤怠管理システムで得たビックデータがあります。このデータを活用して、AIで一人一人に最適な勤務習慣を提案したり、管理者が社員の勤務状況を把握してサポートできるようにしたりすることで、より良い働き方を実現するサービスを創出したいと考えています。自分が想像したことが実現できるかもしれないから、この仕事は面白いと思います。

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#クラウド#勤怠管理#転職

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