SPES2009 基調・招待講演

F1a
  7月16日(木) 10時50分〜11時20分 みらいCANホール
【講演種別】 基調講演1
【講演タイトル】
情報サービス・ソフトウェア産業政策の新展開
〜情報システム信頼性向上に向けた取組を中心に〜
【講演概要】
情報サービス・ソフトウェア産業の現況・課題を俯瞰するとともに、それを踏まえた経済産業省の情報サービス・ソフトウェア政策について概説する。
特に、貴協会の浜口友一会長を座長にお迎えし、産学の有識者による徹底的な議論を経て本年5月にとりまとめた情報システム・ソフトウェアの信頼性及びセキュリティに関する研究会の中間報告書:「情報システム・ソフトウェアの信頼性及びセキュリティの取組強化に向けて〜豊かで安全・安心な高度情報化社会に向けて〜」の提言内容及びそれを受けた経済産業省の取組方針について厚く説明したい。
【講演者】
安田 篤   やすだ あつし
経済産業省
商務情報政策局
情報処理振興課長補佐
【プロフィール】
学  歴
平成8年  東京大学工学部航空宇宙工学科 卒業
平成10年 同大学工学系研究科航空宇宙工学専攻 修了
平成16年 ハーバード大学ケネディスクール行政学修士

経  歴
平成10年 通商産業省* 入省(機械情報産業局電子政策課)
平成11年 機械情報産業局情報処理振興課 業務係長
コンピュータ西暦2000年問題対策室併任
平成12年 外務省総合外交政策局国際社会協力部
地球規模問題課気候変動枠組条約室 外務事務官
平成14年 経済産業省大臣官房秘書課付
米国留学(ハーバード大学ケネディスクール)
平成16年6月 産業技術環境局研究開発課 課長補佐
平成18年4月 商務情報政策局情報処理振興課 課長補佐
*平成13年1月より経済産業省に改組
F2a
  7月16日(木) 11時20分〜12時30分 みらいCANホール
【講演種別】 基調講演2
【講演タイトル】
ガラパゴス化現象とITサービス産業の生き残る道
【講演概要】
日本の人口は2004年12月をピークに減少に転じ、少子高齢化が現実のものとなってきた。成長のためには世界に目を向けなければいけないのだが、製造業でも1.3億人の国内マーケットに依存する企業が多く、国内で勝つために日本独自仕様(ガラパゴス化)を発展させ、世界に通用しなくなっている。ITサービス業は現在のマーケットは国内がほとんどだが、長い目で見た発展はグローバル化にある。先人の教訓を生かし、どのようにしたらガラパゴス化せずに国際展開が可能かを探る。
藤沼彰久氏
【講演者】
藤沼 彰久   ふじぬま あきひさ
株式会社野村総合研究所
取締役会長兼社長
【プロフィール】
1974年3月
東京工業大学 大学院 制御工学科 修士課程 修了

職 歴
1974年4月
野村コンピューターシステム株式会社 入社、
1988年
野村総合研究所と合併 
1994年
取締役 情報技術本部副本部長 
1999年
常務取締役 情報技術本部長 嘱託 兼 システムコンサルティング部 担当
2000年4月
常務取締役 証券・金融・保険システム部門長 嘱託
2001年
専務取締役 証券・保険ソリューション部門長 嘱託
2002年
代表取締役社長
2008年
代表取締役会長兼社長、現在にいたる
S1a
  7月17日(金) 10時30分〜11時30分 みらいCANホール
【講演種別】 招待講演1
【講演タイトル】
情報サービス産業の歩みと今後の展望
【講演概要】
調整中
【講演者】
小川 健夫   
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
名誉相談役
【プロフィール】
小川健夫(おがわたけお) 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 名誉相談役

1965年九州大学大学院修士課程を修了し、株式会社日立製作所に入社。12年間を同社ソフトウェア工場にて小型コンピュータ及びミニコン用システムプログラム、銀行端末システムのソフトウェア開発に従事、その後ハード工場にてエンベッデッドソフトウェアの開発に従事、1988年副工場長、1990年ソフトウェア工場に戻る。1995年日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社取締役に就任、2003年6月に代表執行役社長になる。2006年6月相談役、2008年名誉相談役。2007年5月からJISA副会長兼技術委員会委員長、2009年5月に退任。若い時代からさまざまな開発に挑戦し、失敗プロジェクトも経験、経営者時代にもV字回復を目指し赤字決算も経験。現在はベトナムの若者へのソフトウェア教育に力を入れている。
S4a
  7月17日(金) 13時40分〜14時50分 みらいCANホール
【講演種別】 招待講演2
【講演タイトル】
クラウドコンピューティングの実例と動向
【講演概要】
「クラウドコンピューティング」が、NHK「クローズアップ現代」や、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」をはじめ、多数のメディアで取り上げられるなど、新しいITの形として注目されています。「クラウドコンピューティング」は、これまでの「自社構築型」のITが、利用開始までに長い期間が掛かる上、高額な予算が求められるのに対し、短期間で始められ、低価格で利用できるだけでなく、その“柔軟性”が注目され、普及が拡大しています。さらに、現在の歴史的な経済危機の中、企業のスピード経営、コスト削減、生産性向上を実現できるITとして、「クラウドコンピューティング」に対する期待はよりいっそう高まり、その市場規模は、2010年には10兆円にも達する見込みです。
今回は、実際の活用事例を交えて、利用者はもちろん、ITサービスの提供者にも新たなビジネスをもたらすとして期待される「クラウドコンピューティング」の一端をご紹介いたします。
宇陀栄次氏
【講演者】
宇陀 栄次   うだ えいじ
株式会社セールスフォース・ドットコム
代表取締役社長 (米国セールスフォース・ドットコム 上級副社長 兼任)
【プロフィール】
慶応大学法学部卒業後、1981年に日本アイ・ビー・エム株式会社入社。2000年までの20年間にわたる日本アイ・ビー・エム在任中、大手企業担当の営業部門を経て、社長補佐、製品事業部長、理事情報サービス産業事業部長などの要職を歴任し、情報サービス産業各社との提携や協業の事業責任を担当。2001年以降、法人系IT企業の社長を歴任。 2004年3月、米国セールスフォース・ドットコムSenior Vice President(上級副社長)に就任。2004年4月、株式会社セールスフォース・ドットコム代表取締役社長に就任。米国セールスフォース・ドットコムSenior Vice President(上級副社長)は兼任
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