
モデル企業 エー・アンド・アイ システム では、使いたい人が使える制度となるような運用環境の整備に向けて、制度利用者が属するプロジェクトの運営に対する支援を検討した。
■メリット制(規定適用者が属するプロジェクト運営に対する支援のイメージ)
1.工数消化率による生産性把握の考え方
生産性 → 工数消化率 = 実績工数/計画工数
(工数消化率が低いと生産性が高いと評価される)
2.工数の考え方
計画工数=Σ(投入が想定されるSE×レベル別のSE係数)
実績工数=Σ(実際に投入されたSE×レベル別のSE係数)
【計画工数】
実際に投入されるSEが短時間勤務の場合は
時間比例でSE係数を変更
例)標準労働時間に対し70%の短時間勤務の場合
SE係数 × 70% ⇒ 適用SE係数
【実績工数】
実際に投入されたSEが多様な働き方の規程適用者の場合は
SE係数を50%掛け
SE係数 × 50% ⇒ 適用SE係数
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3.工数消化率管理によるインセンティブ
(PMボーナス制度)
工数消化率が85%を下回ったプロジェクトには
インセンティブを支給
以下、1%低下するごとにインセンティブ増額される
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※この仕組みは、検討途中の段階のものである。
詳細は エー・アンド・アイ システム モデル事業報告書 参照