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2020.5. 7

情報サービス産業協会

2019年度IT企業新入社員468名による就職活動の振り返り② インターンシップ編

近年ITがあらゆる産業の基盤となり、様々な業界で優秀なIT人材の獲得競争が激化しています。そのような環境下で、IT企業各社の2019年度新入社員を対象に、学生時代にどのように就職活動に取り組んでいたか、就職活動の実態を振り返ることを目的に、アンケート調査を実施しました。こちらでは、2019年度に実施した「JISA会員企業の新入社員に就職活動を振り返っていただく調査」の調査結果(一部抜粋)をご紹介します。


■アンケート調査の実施概要

  • 調査期間:2019年6月18日~2019年7月12日
  • 調査方法:Webアンケート
  • 調査対象:JISA会員企業の新入社員(2019年度新卒入社)
  • 回答数:468名

※JISA(一般社団法人情報サービス産業協会)は、日本を代表するシステムやソフトウェア開発の優良企業、シンクタンクを中心に構成するITの業界団体です。


■回答者個人の属性

 最終学歴は、71.1%が大学卒、17.3%が大学院卒といった結果です。学校で学んだ分野は、38.9%が文系、35.3%が情報系、24.2%が情報系を除く理系(文系が最も多い!)。性別は、男性が69.0%、女性が31.0%です

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インターンシップ編

1.インターンシップの参加状況

 近年、文系・理系問わず、インターンシップへの参加率や参加社数は増加傾向にあります。IT業界においても、回答者の59.0%はインターンシップに参加しており、参加した社数としては、1社が25.9%2社が23.9%5社以上が21.1%です。

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 また、参加者のうち74.9%は参加したインターンシップが入社企業の選択に「有効だった」・「まずまず有効だった」と回答しています。さらに、参加者のうち36.3%はインターンシップに参加した企業への入社を決めています。

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2.参加したインターンシップのプログラム内容

kekka11.jpg1位:業界や企業の説明を聞く(74.1%)

2位:企業の社員と対話・質問する(60.2%)

3位:新規事業や社会的な課題等をテーマにグループワークに取り組む(59.8%)

これからの就職活動に向けて

 新型コロナウィルス感染拡大が社会全体に深刻な影響を与えていますが、この状況が一体いつまで続くのか事態の収束時期が分からず、今後の就職活動にも大きな影響を与える可能性があります。
 オンラインの活用など就職活動の取り組み方の変化もあれば、企業の採用戦略・方針もこれまでとは変わってくる可能性もあります。
そんな中、今回のコロナ騒動をきっかけに、多くの社会人・学生にとって、自分が何のために働くのか、今一度働く意義について見つめ直すきっかけにも繋がるっていくのではないでしょうか。
 IT業界で働く人々についてはこちらのページでも紹介していますが、様々な企業で働く先輩社員の働き方を通じて、なぜIT企業で働き、どんな仕事をしているか、また仕事以外のプライベートではどのように過ごしているかなどを知っていただけたらと思います。

(就活編はこちら)

#IT業界#インターンシップ#就活

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