2020.6. 3

大学生対談企画

「はたらく」を探ってみよう! Vol.02

「はたらく」を探ってみよう! Vol.02

大学生は「はたらく」ことについてどんな価値観を持っているのでしょうか。 明治大学の鈴木さん、石塚さん、立教大学の大石さん、増井さんの大学3年生4名に就職活動の進め方や学生が考える理想的な働き方、社員同士のコミュニケーションのあり方など様々な視点で「はたらく」価値観についてざっくばらんに聞いてみました。(2020年1月16日)

「はたらく」を探ってみよう! Vol.1はこちら

理想の「働く環境」について

編集部 :働き方改革の一環で駅近にあるシェアオフィスなどを活用する企業もあります。皆さんは、オフィスや働く場所についてどんな風に考えていますか?

鈴木:オフィスについては、どちらかと言えば関心はあります。オフィス環境が良ければ働くモチベーションがあがると思います。勤務場所はやはり首都圏が良いです。

大石:シェアオフィスは効率的で良いと思いますが、いくつか懸念点はあると思います。働き方改革や人口減少による人手不足もあり、効率化が進められすぎているようにも感じがします。

石塚:場所に縛らずに仕事に集中できる環境を与えてくれることは、効率的で良いと思います。一方で同僚とのつながりが薄くなり、コミュニケーション不足になるような気もします。人と人とのつながりも重要視したいです。

編集部 :コミュニケーションの手段として、メール、チャット、対面などどのようなものがいいですか?

石塚:働く側としては、コミュニケーションの方法は多い方が便利だと思います。仕事に行き詰ったときにチャットでも対面でも聞けるような選択肢がある環境がいいと思います。

大石:最近の学生はスピード感を好んでいるように感じています。連絡手段として、メールよりチャットの方が早いと思いますが、対面で済む場合もあると思います。状況に応じてそれぞれツールを使い分けられるようしてくことが重要だと思います。

鈴木:社内のちょっとした相談などだったら、メールだと少し畏まった雰囲気になってしまうので効率的ではないと感じています。社内のコミュニケーションであれば早く効率的に臨機応変に対応できるといいと思います。

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対談で変わったIT業界ではたらくイメージ

増井Slerのお仕事は、決められた要件が予めあって、それに基づいて作るというイメージでしたが、実際はお客さんの話を聞いて、要求を整理することから始まるということが分かりました。また、あまり社員同士がコミュニケーションをとることもなくPCに向かってプログラミングをするイメージでしたが、このようなオープンなオフィス環境(*Column参照)でコミュニケーションをとれることも魅力に感じました。

鈴木:これまではIT業界の知識があまりなかったので、印象の変化も正直あまりありませんでした(笑)。IT技術は将来どの業種にも関わってくることが分かり、非常に影響力がある仕事内容だと思いました。また、特定の業種だけでなく、たくさんの業種の方々と交流して、社会に貢献出来ている点が魅力的に感じました。

大石:業種としてのイメージは今日、具体的になりました。その中でもこの業界の仕事は新しいものを生み出しているという印象を持ちました。また、働く場所の自由度やコミュニケーション環境が整っていて、効率だけでなく人と人のつながりを重視する雰囲気を大切にする点も良いと思いました。

石塚:私たち文系からはIT業界は理系出身の仕事だと見られがちですが、お客さんのニーズをどのように把握し、問題解決をするのかという点においては、これからビジネスをする上で重要な視点だと思いました。

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今回の学生対談は、()CAC HoldingsのコミュニケーションスペースGARDENで行った。

2019年12月に開設したGARDENは、グループ会社内の社員であれば予約不要で利用できる。会議室を仕切る壁もなく、コミュニケーションの活性化に繋がっている。

I008_3.jpgGARDEN室内写真➀〕

I008_4.jpgGARDEN室内写真➁〕



#IT業界#SIer#就活

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