システムのコード化・自動化関連コースのご紹介

システムのコード化・自動化とは、ITシステムの構築、運用、テストをプログラミングでコード化し、変化の激しいビジネス環境や市場環境に迅速に対応するための方法です。

システムのコード化・自動化では、インフラも含めたITシステムをコード化してプログラミングで制御し、人手をかけずにシステムの構築や運用、テストを実行します。一度コード化すれば、作業を繰り返し実行することも可能です。

また、システムのコード化・自動化を導入すると、作業に使用したコード自体が最新のドキュメントとなり、システムを構成するコンポーネントや構築手順が常にドキュメントに反映され、見える化された状態となります。
このように、システムのコード化・自動化は、変化の激しいシステム以外でも有効です。

ICTカレッジでは、「Docker」や「Ansible」の基礎コースなどを提供しています。

おすすめコースのご紹介

クラウド環境のリソース管理作業をもっと楽にしたい

【eラーニング】ARMではじめるMicrosoft Azureの構築・運用管理の自動化 前編(UBS15B)

【eラーニング】ARMではじめるMicrosoft Azureの構築・運用管理の自動化 後編(UBS14B)
※2024年6月までご提供し、7月よりコース内容がUOL69B・UOL70Bに変更となります。

【オンデマンド実習】WindowsPowerShell基礎(UOL69B)

【オンデマンド実習】ARMではじめるMicrosoft Azureの構築・運用管理の自動化(UOL70B)
※2024年7月からご提供開始となります。

Azure Resource Manager(ARM)」を使用すると、ソリューション内の複数のリソースを1つのグループとして作業できるので、大量のリソースも自動で展開・管理ができます。また、管理画面に依存しないため、手順書の更新も不要となります。しかし、ARMを使いこなすには、PowerShellスクリプトの読み書きや、JSONの文法の理解は欠かせません。

本コースでは、ARMを使いこなす上で必須となるPowerShellやJSONの基本的な知識を、概念や構文を含めてわかりやすくご紹介するので、コードの読み書きやデバッグが苦手な方でも安心してご受講いただけます。操作手順書付きなので、任意の環境で実際に操作しながらARMによるリソースの管理方法を体験いただけます。

自分で迅速にアプリ開発環境をコンテナで作成したい

【集合】アプリ開発者のための、Dockerで学ぶコンテナ仮想化入門(UBU88L)

サーバ仮想化が普及した現在、トレンドの1つに「コンテナ型仮想化」があります。コンテナ型仮想化は、アプリケーション実行に必要な要素をコンテナと呼ばれる単位にまとめます。開発環境から本番環境へのアプリケーションのデプロイや、アプリケーションのバージョンアップなどの作業の考え方や流れが大きく変わるため、アプリケーション開発の手法に大きな影響を与える技術です。そのコンテナ仮想化の中でも注目を集めるのが「Docker」です。

本コースでは、Dockerを実習環境として使用し、コンテナ型仮想化技術の基本的な使用方法を体験します。開発/テスト環境の構築方法や、コンテナ型仮想化により、アプリケーション開発やデプロイ、バージョンアップ作業などがどのように変化するかを学習します。初めてコンテナ型仮想化を使用するアプリケーション開発者向けの入門コースです。

構成管理ツールでインフラをコード化し、構築を自動化したい

【集合】Ansibleで学ぶ、インフラのコード化入門(UBU79L)

現在、システム構築にはスピードアップやコスト削減が求められています。その中で注目されるのが、インフラの構築手順や構成を、構成管理ツールの文法に従って記述し、ソースコードのように管理する「Infrastructure as Code」という概念です。

本コースでは、Infrastructure as Codeを実現するツールとして注目される「Ansible」を実習環境として使用し、インフラのコード化と実作業の自動化を体験します。従来の手作業によるインフラ構築から自動化による構築へ移行する際に必要となる、インフラのコード化の基本的な考え方を短期間で学習する入門コースです。

OpenStackとAPIの基本スキルを習得したい

【eラーニング】OpenStack入門~APIによるクラウドの利用~(UBS08B)

様々なテクノロジーが進化する中、ビジネスの変化に柔軟に対応するITシステムを、クラウドを採用して構築することが一般的になってきました。クラウドをインフラ基盤として採用する場合、今までの構築と最も大きく異なるのがAPIを使用してインフラを操作・制御できる点です。APIを利用することで、仮想マシンやネットワークの作成といった作業をコード化することができます。

本コースでは、OSSのクラウド構築ソフトウェアとして導入事例の多いOpenStackの基礎知識と、クラウドにおけるAPIの利用方法を学習します。インフラエンジニアにとって必須の知識であるOpenStackとクラウドの本質であるAPIを、eラーニングにより、自分のペースで空いた時間に学習することができます。