第6回 技術委員会 標準化部会

 第6回技術委員会標準化部会(部会長:伏見諭、東海大学)が2月12日、協会会議室において開催された。出席者は委員10名。

 前回議事録の確認のあと、情報関連規格の動向について報告及び意見交換が行われた。ソフトウェアエンジニアリング(ISO/IEC JTC1/SC7)に関する国際規格の投票案件はユーザビリティの共通フォーマットの1件のみ。日本は原案通り賛成投票を行ったことが報告された。

 トピックスとして、ITES-BPO(IT応用サービス及びビジネスプロセスのアウトソーシング)に関し、インドがオンライン会議上で国際規格の新規提案を次から次に出してきて、他の国のメンバーはレビューに追いまくられているとの紹介があった。

 また、経済産業省では、情報に限らないが,標準化を担う人材(対象技術、手続き、関連する知財に関する知識、コミュニケーション、ネゴシエーション、リーダーシップ等)を育成しようとしており、必要なスキル標準を策定しようとしていることなどが報告された。

 次に、標準化部会の下に3つのワーキンググループから活動状況につて報告があった。

【ITBIZ標準ガイドブック改定WG】

 佐枝委員(国際城西大学)から、これまで進めてきた規格及びガイドブック等の調査から改定案が固まり、新たに取り上げたテーマからたたき台となる素案の作成に着手したこと、

 また、JISA標準かWEBとの連携を図ること、次いで規格やガイドブックの利用シーン作成に着手すること、25年度中に全ての原稿作成を終える予定であることなどが報告された。

【健全性評価WG】

 後藤座長(構造計画研究所)から、プロジェクト健全性評価指標の利用ガイド作成の状況について報告された。WGにユーザー企業のメンバーを加え、これまでなかった議論が喚起されていることなどが紹介された。また、利用ガイドの構成や資料等も固まり、執筆も進んでいることから今年前半にも公表できるのではないかとの見通しが示された。

【VSE標準普及WG】

 伏見部会長からVSE解説本の作成について、執筆に着手したこと、今年前半の公表を目指して作業を進めることなどが報告された。

 情報処理学会が主催する『ソフトウェアジャパン2013』(一橋大学一橋講堂)で2月15日、健全性評価WG及びVSE標準普及WGは、それぞれ1時間、これまでの成果等について発表することになっている。

(尾股)

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