SPES2012 経験報告・研究成果発表募集開始のご案内 (今年度募集は終了いたしました)

情産委24-29
平成24年2月6日
各位
一般社団情報サービス産業協会
技術委員会 委員長 國井 秀子


SPES2012「サービス化により変わるシステム開発」
経験報告・研究成果発表募集のご案内

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は当協会の活動にご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 さて、平成15年に第1回を開催したSPESシンポジウムは、今年で記念すべき10 回目を数え、「SPES2012」として開催する運びとなりました。

 この一年を振り返ると、クラウドコンピューティングの拡大、スマートフォンやタブレット端末の普及、スマートシティ・スマートグリッドの実用化など、ITの多様化・高度化が加速する中、ソフトウェアエンジニアリングが一層重要になってきております。

 これらの背景を踏まえ、本シンポジウムの特徴である「現場による現場のためのシンポジウム」の理念はそのままに、現場における実践や取り組み・改善、新技術への対応、システム利用者としての事例あるいは研究の発表を募集いたします。

 今年の重点テーマは「サービス化により変わるシステム開発」といたしました。SI及びソフトウェア開発の現場でのご経験をご紹介いただき、情報共有を進めて参りたいと存じます。

 なお例年、優れた事例、研究およびプレゼンテーションにはベストプラクティス賞、ベストプレゼンテーション賞として表彰もしております。

 皆様の日頃の創意工夫と成果を発表する機会として、積極的にご応募いただきたく、心よりお願い申し上げます。

敬具

1.シンポジウム日程

平成24年7月25日(水)〜26日(木) 2日間

2.シンポジウム会場:

秋葉原UDX [地図

3.募集の内容

現場におけるソフトウェアエンジニアリング(開発および管理)の実務や、定性的または定量的な効果に係わる経験報告及び研究成果を広く募集します。特に,本年の重点テーマである「サービス化により変わるシステム開発」に関連する内容を歓迎いたします(これに限定するものではありません)

■開発技術に関するテーマ:
ソフトウェアアーキテクチャの適用と評価、アジャイル開発の事例と評価、サービス化モデルの取り組み、など。
■プロセスに関するテーマ:
要求獲得プロセス、変更管理プロセス、見積プロセス、レビュープロセス、テストプロセス、開発・保守・運用プロセス、など。
■人材に関するテーマ:
スキル標準適用の事例、教育カリキュラムの事例と評価、など。
■改善に関するテーマ:
プロセス改善に関する事例と経験、その効果、改善方法、改善効果の測定、方法改善のための経営的支援、TSP、PSP、改善のための人材育成、など。
■利用者視点に関するテーマ:
クラウド(データセンタやサービス)や携帯端末(タブレット型端末、スマートフォン)などの利活用を通して大きな効果を得た事例、など。
■その他一般:
要求工学,標準化活動、品質/生産性/信頼性向上への取り組み、大規模プロジェクトのマネジメント事例、中小規模プロジェクトのマネジメント事例、など。

4.応募方法

(1) 投稿形式:
規定のフェイスシートに記入の上、投稿ガイドラインに基づき、発表資料形式でSPES2012事務局までご投稿下さい。
□フェイスシート:
https://www.jisa.or.jp/seminar/spes2012/download/facesheet.xls
□投稿ガイドライン:
https://www.jisa.or.jp/seminar/spes2012/download/guideline.pdf
□発表資料形式:
MS-PowerPoint2003以上形式、あるいは1頁1スライドのPDFファイル
(2) 応募条件
特になし。JISA(情報サービス産業協会)会員である必要はございません。
(3) 応募締切
2012年4月16日(月) 17時
※締切日の調整、応じます。ご相談ください。 
(4) 投稿先
電子メールにてご投稿下さい。
SPES2012事務局:spes2012@jisa.or.jp

5.査読及び審査

 SPES2012へのご応募は実践の観点から有用性、信頼性、客観性を基準にSPES企画WGにて厳正に審査いたします。

6.表彰

 公募された経験報告や論文の中から、過去受賞経験のない方を対象として、「ベストプラクティス賞」を、プレゼンテーションに対し「ベストプレゼンテーション賞」を授与いたします。

7.スケジュール

平成24年2月3日(金):論文・経験報告募集開始
平成24年4月16日(月):募集締切
平成24年5月21日(月):採否通知(予定)
平成24年6月18日(月):印刷用原稿締切(採択者のみ)
平成24年7月25日(水)〜26日(木)(いずれか1日):発表(採択者のみ)

8. 発表要領:

(1) 発表時間:45分(発表35分、質疑時間10分)
(2) 機材準備:発表者によるPC持込(事務局側では用意いたしません)
(3) 配付資料:参加者のみウェブダウンロード、及びUSBメモリ配付(PDFファイル印刷のみ可で収録)

9.発表者の特典:

論文・経験報告の採択者および関係者1名まで、2日間のシンポジウム参加費(50,000円相当)は無料です。発表当日の昼食もご用意いたします。

10. 【SPES企画WG委員】

主査:
隅垣隆夫(日立ソリューションズ)
幹事:
足立久美(デンソー),
中元秀明(野村総合研究所),
平石輝彦(パナソニック)
委員:
斎藤忍(エヌ・ティ・ティ・データ),
阿部修久(キヤノンITソリューションズ),
網野幾夫(情報処理推進機構),
新谷勝利(情報処理推進機構),
保立久幸(情報処理推進機構),
山路厚(デンソーテクノ),
會澤実(東芝),
位野木万里(東芝ソリューション),
瀧本法良(日本アイ・ビー・エム),
込山俊博(日本電気),
福地豊(日立製作所),
川幡和利(富士通エフ・アイ・ピー),
飯沢篤志(リコー)
エキスパート:
井上克郎(大阪大学),
伏見諭(東海大学),
野中 誠(東洋大学),
青山幹雄(南山大学)

11. 問い合わせ先:

SPES2012事務局(鈴木/大原)
電話 03-6214-1121 電子メール spes-staff@jisa.or.jp

以上