SPES2011 論文・経験報告募集のご案内 (今年度募集は終了いたしました)

情産委23-40
平成23年2月28日
各位
(社)情報サービス産業協会
技術委員会 委員長 太田 幸一


SPES2011論文・経験報告募集のご案内

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
  平素は当協会の活動にご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

  さて、平成15年に第1回を開催した当シンポジウム(SPES)は、今年で9 回目となる「SPES2011」として開催する運びとなりました。
  これまで本シンポジウムは、「現場による現場のためのプロセス改善」を柱として、開発現場に資するプロセス改善の実践事例を中心に発表や討議を行って参りました。
  しかし、昨今の当産業を取り巻く情勢は、新興国の台頭による価格競争や技術競争、クラウドコンピューティングに代表されるサービス化への急速な流れ、PCと携帯電話が融合したスマートフォンの出現、グローバルビジネスを展開するための標準化や差別化、その結果として当産業の高度化や国際化を迫られ、これまでの延長線上にはない革新性が求められております。
  これらの背景を踏まえ、「プロセス改善」のみに留まらず、本シンポジウムの特徴である「現場による現場のためのシンポジウム」の理念はそのままに、現場における実践や取り組みの事例あるいは研究の発表を募集いたします。
  また例年、優れた事例、研究およびプレゼンテーションにはベストプラクティス賞、ベストプレゼンテーション賞として表彰もしております。
  皆様の日頃の創意工夫と成果を発表する機会として、積極的にご応募いただきたく、心よりお願い申し上げます。

敬具

1.シンポジウム日程

平成23年7月27日(水)〜28日(木) 2日間

2.シンポジウム会場:

秋葉原UDX  [地図

3.募集の内容

  現場におけるソフトウェアエンジニアリング(開発および管理)の実務や、定性的または定量的な効果に係わる経験報告及び研究成果を広く募集します。特に、本年は「プロセス」のみならず、「サービス化」「信頼性」「人材」「要求工学」「知的財産」等に関連する内容を歓迎いたします。
■開発技術に関するテーマ:ソフトウェアアーキテクチャの適用と評価,アジャイル開発の事例と評価,サービス化モデルの取り組み,など
■プロセスに関するテーマ:要求獲得プロセス,変更管理プロセス,見積プロセス,レビュープロセス,テストプロセス,開発・保守・運用プロセス,など
■改善に関するテーマ:プロセス改善に関する事例と経験,その効果,改善方法,改善効果の測定,方法改善のための経営的支援,TSP,PSP,など
■人材に関するテーマ:スキル標準適用の事例,教育カリキュラムの事例と評価,プロセス改善のための人材育成,など
■その他一般:要求工学,標準化活動,品質/生産性/信頼性向上への取り組み,大規模プロジェクトのマネジメント事例,中小規模プロジェクトのマネジメント事例,など

4.応募方法

(1) 投稿形式:
規定のフェイスシートに記入の上、投稿ガイドラインに基づき、発表資料形式でSPES2011事務局までご投稿下さい。
□フェイスシート:
□投稿ガイドライン:
□発表資料形式:
MS-PowerPoint2003以上形式、あるいは1頁1スライドのPDFファイル
(2) 応募条件
特になし。JISA((社)情報サービス産業協会)会員である必要はございません。
(3) 応募締切
平成22年4月18日(月) 17時(必着) 
※東日本大震災に鑑み、締切期限延長のご相談に応じます。シンポジウム事務局までご相談ください。
(4) 投稿先
電子メールにてご投稿下さい。
SPES2010事務局:spes2011@jisa.or.jp

5.査読及び審査

 SPES2011へのご応募は実践の観点から有用性、信頼性、客観性を基準に『SPES企画WG』にて厳正に審査いたします。

6.表彰

 公募された経験報告や論文の中から、過去受賞経験のない方を対象として、「ベストプラクティス賞」を、プレゼンテーションに対し「ベストプレゼンテーション賞」を授与いたします。

7.スケジュール

平成23年2月24日(木):論文・経験報告募集開始
平成23年4月18日(月):募集締切
平成23年5月23日(月):採否通知(予定)
平成23年6月13日(月):印刷用原稿締切(採択者)
平成23年7月27日(水)〜28日(木)(いずれか1日):発表(採択者のみ)

8. 発表要領:

(1) 発表時間:45分(発表35分、質疑時間10分)
(2) 機材準備:発表者によるPC持込(事務局側では用意いたしません)
(3) 配布資料:参加者にUSBメモリ配付(PDFファイル印刷のみ可で収録)

9.発表者の特典:

論文・経験報告の採択者および共同研究者1名まで、本シンポジウムの全セッションおよび情報交換パーティに無料でご参加いただけます。

10. 【SPES企画WG委員】

主査:隅垣隆夫(日立ソリューションズ)
幹事:足立久美(デンソー)
幹事:中元秀明(野村総合研究所)
幹事:平石輝彦(パナソニック)
斎藤忍(エヌ・ティ・ティ・データ)
槇本英治(キヤノンITソリューションズ)
網野幾夫(情報処理推進機構)
新谷勝利(情報処理推進機構)
保立久幸(情報処理推進機構)
山路厚(デンソーテクノ)
会沢実(東芝)
位野木万里(東芝ソリューション)
瀧本法良(日本アイ・ビー・エム)
込山俊博(日本電気)
福地豊(日立製作所)
川幡和利(富士通エフ・アイ・ピー)
飯沢篤志(リコー)
井上克郎(大阪大学)
伏見諭(情報数理研究所)
野中 誠(東洋大学)
青山幹雄(南山大学)

11. 問い合わせ先:

SPES2011事務局(鈴木/大原)
電話 03-6214-1121 電子メール spes-staff@jisa.or.jp

以上