マネジャー |
【柔軟な異動・配置転換】 ●ローテーションは客先との関係で難しい面があるが、キャリア形成を考えて一定のルールとして動かさなければならない。 実際、客が目の前にいるとできないこともあるので、人事としてやるべき。 ●トップの意向で、目標値を決めて、強制的に異動・配置転換を行っていた時期もあった。 ●上流工程で役割発揮できていない人や、中途採用で役割発揮できていない人に活躍の場を与えるのは基本的に難しいが、 ローテーションの中で活躍の場を見いだせるケースはある。 【キャリアコーディネーター制度】 ●数年前にキャリアコーディネーター制度を設けた。技術力もあって人事的なこともわかる人を、キャリアコーディネーターと して、技術部門のいくつかの事業部に1人ずつ配置。 コーディネーターが人事権を持ち、事業部長とも相談しながら配置を考える。 ●キャリアを形成する「場を与える」のは非常に重要。そういう中で、キャリアコーディネーターを置いているが、対象人数が多 いと対応しきれないという問題がある。 ●部門間の異動は現場の抵抗が強いので、会社のトップ層を構成メンバーに含むキャリア委員会を組織し、委員会に権限を 与え、社内公募制度を立ち上げて異動させている。 応募のあったものは最優先で委員会にかけ、大半は現場の抵抗があっても動かすことにしている。 |