人事管理担当者 |
【賃金制度】 ●「給料が下がっても良いから今の仕事をやりたい」という人間は少なからずいる。役割発揮できない人については、賃金水準や 期待レベルが高すぎる面があり、それをもう少し下げれば、活躍できる幅が広がっていくかもしれない。降格や降級をマイナスと 見るのではなく、前向きな意味で実施するのが、会社のためにも本人のためにも良いのかもしれない。 ●年齢よりも、成果に応じた処遇体系ができていれば、年齢が上がっても組織マネジメントを求めなくてすむ可能性がある。 低い給与水準でよいなら仕事の仕方をある程度選択できるようにしてもよいのではないか。 ●賃金制度を塗り替え、年齢に関係なく、やっている仕事に見合った賃金を払うようにしている。 ●高齢化の問題が数年後には出てくるので、社歴あるいは年齢に関係ない人事制度にしようと取組んでいる。ただ、何十年もか かってできた性格や能力が、制度を変えたからといって1年で変わるものではないという言い方をする若手もいる。 ●月例給与は職能資格制度に、賞与は業績目標の達成に基づくようにしているが、年収そのものまで成果主義にするのは行き 過ぎかと思う。 ●処遇体系を考える際に実際の利益との関係を念頭に置かなければ、逆鞘になってしまう。 |