「自律」と「自立」。あなたは、市場にさらされているITエンジニア。
日本のITエンジニアは、すでに国際競争にさらされています。
 コーディングや簡単なプログラミングなど、指示や教育で比較的簡単に仕事を推進できるような業務は、将来的には人件費の安いアジア諸国に吸収され、国内での需要は、減少することが予測されています。
 もちろん、基礎的な技術や仕事の進め方を学ぶためには、ある程度そうした業務に携わることは必要です。しかし、そうした仕事に対する付加価値は、高まっていくことはないでしょう。「一人前までの」として、認識されているからです。
今、そしてこれからITエンジニアに求められるのは、「自律」と「自立」です。
 自ら課題を発見し、解決のプロセスを考え、それを実現することで、顧客に対して、「付加価値」を提供するエンジニアです。
  (社)情報サービス産業協会(JISA)調査でも、ITエンジニアが役割を発揮できなくなる理由のトップには、「指示されたことを、指示されたとおりにしかやってこなかった(65.7%)」が挙げられています。(図表2)
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(図表2)