JISA WEBメンバーに大人気の『JISA女性活躍推進 手順書』が本になりました!
・女性活躍推進のための指針(チャート)に基づき、フェーズごとのステップ・手順を丁寧に解説!
・役に立つ事例・分かりやすいサンプルを多く掲載し、女性活躍推進に向けた活動を後押し!
これまではJISA WEBメンバー限定で公開していましたが、本になったことで多くの方にご活用いただけるようになりました。
この機会に是非ご購入ください!
※JISA WEBメンバーの方は、引き続き、本手順書の内容を閲覧・ダウンロードすることができます。詳細はページ下方をご覧ください。
内容紹介
現在、我が国では女性の活躍推進に対する注目が高まり、政府の強力な後押しもあり、産業界全体における大きなムーブメントになりつつあります。この様な中で、情報サービス産業では女性活躍推進が先行する企業も多数ありますが、一方ではこれから本格的に取り組んで行こうと考える企業もそれ以上に存在します。いざ始めようとした時、「具体的に何から、どのような手順で進めていけばよいか分からない」という声も多く聞かれます。
そこで、JISAダイバーシティ委員会は、先行する企業の知見を集め、これから着手する企業の一助となるような、女性活躍推進のための指針(チャート)と導入の手順書を作成いたしました。しかし、一口に女性活躍推進と言いましても、実際には各社により経営状況や事業活動など様々なスタイルや事情があり、確立された形式がある訳ではありません。そこで、本書では或る程度の型にはめたパターンとして紹介することとしました。
一方、本書を作成するにあたり、背景として経済合理性を意識しました。私達は企業である以上、経済合理性を追求する事に対して異論は無いと思います。経済合理性を追求せず、ボランティアや福祉的な活動になっては、例え一時的に上手くいっても長続きしないと考えています。また、政府が法規制等で女性の活躍推進をいくら後押ししても、企業や経営者が嫌々進めるのであっては、女性社員が本当にやり甲斐をもち、自己実現が出来る仕事に携わることは難しいのではないかと思います。そのためにも、経営者の意志を継続させる経済合理性が必要であり、それを全面に打ち出す必要があると思います。
本書は、「これまで色々な経験を積んできた有能な女性社員が結婚や妊娠・出産そして育児などを理由として退職してしまう。その為、また新たな人材を採用し、時間とお金を掛けて一人前に教育する。すると、また女性のライフイベント等を理由に退職してしまう。これは企業経営にとって大きな無駄であり損失である。女性活躍推進には、女性の感性や経験を活かした業務遂行やカイゼンを企業として活用していくことも有効であると思うが、何より企業の最大の財産である人材・ノウハウを女性のライフイベント等を理由にした退職=社外流出を防ぐことが一番必要である。それは長い目で見れば経済合理性に叶うものである。」ということを女性活躍推進の主旨としました。
つきましては、女性の活躍推進を一から始める手引書として本書を利用していただきたいと思いますが、本書を手にされた各社におかれまして自社の進捗度合いや状況に合わせ、適宜アレンジしてご活用いただければ幸いです。
JISA ダイバーシティ委員会 女性活躍推進チャート作成チーム
(本書「はじめに」より)
目次
1.調査
1-1 実態調査の実施
2.トップコミットメント
2-1 女性活躍推進の宣言
3.計画策定
3-1 推進組織の設置と運営のポイント
3-2 課題の分析
3-3 行動計画策定
3-4 行動計画の承認と社内への情報発信
3-5 社外への行動計画発信
4.計画の実行
4-1 採用活動
4-1-1 数値目標に沿った採用活動
4-2 配置・育成
4-2-1 キャリアプラン形成
4-2-2 女性のエンパワーメント(啓発)
4-2-3 管理職向け教育(組織マネジメント教育)
4-3 職場風土
4-3-1 上司・男性社員、チームメンバーの理解
4-3-2 多様な働き方を受容する組織力の強化
4-4 評価・登用
4-4-1 上司・男性社員、チームメンバーの理解
4-4-2 評価制度等の見直し検討
4-5 就業継続・働き方
4-5-1 勤労に関わる会社制度の見直し、新規制度導入の検討
4-5-2 働きやすい職場の仕掛け作り
5.結果確認
5-1 実施報告作成・社内への報告
5-2 次期計画の立案
概要等公開資料
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【改訂履歴】
2018.1.17 [参考15]に記載のリード文、URLリンクの誤りを修正。
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担当者:JISA企画調査部
Email:report@jisa.or.jp
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