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クラウド時代の新しいソフトウェア開発の潮流(PDF)

25-J009

クラウド時代の新しいソフトウェア開発の潮流(PDF)

~米国のAgile/DevOps適用事例からみる日本のIT業界が求められる転換~

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PDFファイル 80ページ
刊行日 2014/04/30
著者 情報サービス産業協会 技術強化委員会 技術企画部会 クラウド技術調査WG 開発プロセスチーム
発行元 情報サービス産業協会

 本レポートでは、クラウドコンピューティングプラットフォームを活かすことで、完全に自動化された「アプリケーションライフサイクル管理(ALM: Application Lifecycle Management)」へ移行できると示唆。その支援技術としてInfrastructure as Code(コードとしてのインフラストラクチャ)に注目を寄せている。
 「自動化技術」進展の一方、「アジャイル開発」や「DevOps(Develpoment and Operations)及び継続的デリバリ 」といったプロセスにより「組織や人材の変革」も必要であるとする。
 米国スタートアップ企業の成功事例も紹介し、クラウドソリューションに移行するためのヒントを掴むことができる。

内容紹介

 平成22年度技術委員会先端技術調査WGにて「クラウドコンピューティングが情報サービス事業者に与える影響とビジネス拡大に向けての提言」を発表した。その後、「クラウド時代の…」と枕詞がつくほど、情報サービス産業だけでなくクラウドを活用することが当たり前の時代となっている。 一方、近年ITをベースとしたイノベーションはビジネスニーズをいかに早くキャッチアップし、ソフトウェアを素早く開発し、顧客からのフィードバックを得ることで、より価値の高いソフトウェアを開発することが成功の鍵となっており、ビジネスのイノベーションが盛んな米国を中心にアジャイル開発、DevOps(a portmanteau of development and operations)等の新しい手法が注目され、かつ主流になりつつある。

 本調査では、クラウドの利用が当然となっているアジャイル開発を中心としたソフトウェア開発手法を解説するとともに、主に米国のスタートアップ企業における成功事例から得られる教訓を考察する。さらに日本のITベンダがクラウドを最大限活用してアジャイル開発などに代表される新しい開発手法にいかに取り組むべきか提言を行う。

目次

1 クラウドコンピューティングのトレンド
1.1 ビジネスを変えるクラウドコンピューティング
1.2 ITベンダ企業へのクラウドインパクト
2 ソフトウェア開発プロセスのトレンド
2.1 アジャイル開発とリーン・スタートアップ
2.2 ウォーターフォール型(メインフレーム時代)
2.3 アジャイル型(インターネット時代)
2.3.1 アジャイル型プロセス(アジャイル開発)概要
2.3.2 アジャイル開発の現状
2.3.3 アジャイル開発における代表的な方式
3 アジャイルな開発に必要な技術・手法
3.1 DevOps および継続的デリバリ(Continuous Delivery)の技術概要
3.2 開発・試験手法
3.2.1 継続的インテグレーション(CI)
3.2.2 テスト駆動開発(TDD)
3.3 バージョン管理とバイナリ管理
3.3.1 Gitバージョン管理
3.3.2 バイナリ管理
3.4 インフラの自動管理
3.4.1 クラウドとアプリケーションライフサイクル管理(ALM)の自動化
3.4.2 クラウドとITインフラの構築を自動化するInfrastructure as Code
4 スタートアップ企業にみるアジャイル開発事例
4.1 Etsy <www.etsy.com>
4.1.1 企業概要
4.1.2 アジャイル開発の実施状況に関する概要
4.1.3 アジャイル開発の成功要因
4.1.4 アジャイル開発の課題
4.1.5 アジャイル開発の実施結果
4.2 Zynga<www.zynga.com>
4.2.1 企業概要
4.2.2 アジャイル開発の実施状況に関する概要
4.2.3 アジャイル開発の成功要因
4.2.4 アジャイル開発の実施結果
4.3 Huddle<www.huddle.com>
4.3.1 企業概要
4.3.2 アジャイル開発の実施状況に関する概要
4.3.3 アジャイル開発の成功要因
4.3.4 アジャイル開発の課題
4.3.5 アジャイル開発の実施結果
4.4 Halliburton:Landmark Software & Services
4.4.1 Landmark Software & Servicesがアジャイル開発を採用した理由
4.4.2 アジャイル開発の課題
4.4.3 アジャイル開発の実施結果
4.4.4 アジャイル開発がクラウドベースのサービス開発者にもたらすメリット
5 まとめ
5.1 米国成功事例からみる考察
5.2 日本のシステム開発で求められる転換

概要等公開資料
報告書概要(PDF)

「クラウド時代の新しいソフトウェア開発の潮流」報告書(PDF)
お問合せ先

担当者:JISA企画調査部 鈴木
TEL:03-5289-7651
Email:report@jisa.or.jp

備考

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