JISA、「情報サービス産業における技術マップに関する調査報告」を刊行

2012年5月8日

一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA)はこのたび「情報サービス産業における技術マップに関する調査報告」を刊行しました。

 本調査は、技術者に対してアンケートを実施し、14カテゴリ113項目に及ぶIT関連技術について、これまでの利用実績や今後の着手意向を探る事で、業界としてそれぞれの技術が今どの方向に動き出そうとしているのかを明らかにしようとするもので、平成16年度に第1回目を実施して以来、今回で7回目となります。

※情報サービス産業における技術マップに関する調査報告書
https://www.jisa.or.jp/report/index-h23-j.html#23-J003

【調査結果のポイント】
1)利用実績については、世界規模でのセキュリティインシデントが続いたことから「ISMS」が上位に浮上しました。

2)今後の着手意向については、iPhone、Androidなどの「スマートフォン」やiPadなどの「スレート端末」といった新たなデバイスがクラウドコンピューティング関連の技術とともに注目を集めています。

3)利用実績を資本系列別に見ると、以下のような特徴が見られました。

・独立系のみでTop20以内の技術
「Linux等オープンソースのサーバOS」「オープンソース開発環境」
・メーカ系のみでTop20以内の技術
「プロジェクトマネジメント手法」「定量見積り手法」
・ユーザ系のみでTop20以内の技術
「サーバ仮想化技術」「COBOL」

【調査方法】
・調査対象:JISA正会員企業のプロジェクトマネージャ、プロジェクトリーダ、チームリーダのほか、システムエンジニア、プログラマ
・調査期間:平成23年7月4日~平成23年9月5日
・回答社数:41社
・回答者数:2,706名

情報サービス業の技術動向を把握する上での参考資料としてご活用いただければ幸いです。


問い合わせ:一般社団法人情報サービス産業協会 広報サービス部 press@jisa.or.jp 03-6214-1121

  •  

このページの先頭へ▲