JISA-DI調査結果公表 情報サービス業 売上の将来見通し/雇用判断~雇用判断DI値は調査開始以来、初めてプラスに~

2012年10月29日

 一般社団法人 情報サービス産業協会(JISA)は、平成24年10月29日に情報サービス業の売上の将来見通し・雇用判断に関する「JISA-DI調査(平成24年9月期)」の結果を公表しました。

 この調査は、四半期末時点における次の四半期の売上見通しと四半期末時点の従業者の充足感について、主要な会員を対象に四半期ごとに実施しているものです。

JISA将来見通し・雇用判断DI調査(平成24年9月期)

【調査結果のポイント】
(1)平成24年10~12月期の売上高全体の予測DI値(増加(%)-減少(%))は、7.5ポイントプラスとなり、平成24年7~9月期の15.6ポイントプラスからプラス幅を縮小しました。

・主要業務種類別では、「システム等管理運営受託」はプラス幅を維持しました。 一方、「ソフトウェアプロダクト」はプラスからマイナスに転じ、「受注ソフトウェア」はプラス幅を縮小、「計算事務等情報処理」はマイナス幅をやや拡大しました。

・主要相手先別では、「サービス業」がプラス幅をやや拡大しました。一方、「製造業」はプラスからマイナスに転じ、「情報通信業」、「卸売・小売業」、「金融・保険業」はプラス幅を縮小、「電気・ガス業」、「官公庁・団体」はマイナス幅を拡大しています。

(2)雇用判断DI値(不足(%)-過剰(%))は11.9ポイントプラスとなり、本調査を開始して以来初めてプラス(不足との回答が過剰との回答を上回る状態)となりました。

【調査方法】
本DI調査は、JISA理事会社及び主要企業を対象に、平成24年9月末における平成24年10~12月期の売上見通し及び平成24年9月末における情報サービス業務に係る従業者数の充足感について調査しました。。

情報サービス業の動向を把握する上での参考資料としてご活用いただければ幸いです。


問い合わせ:一般社団法人情報サービス産業協会 広報サービス部 press@jisa.or.jp 03-6214-1121

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