「情報サービス産業白書2000年版」を発表

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報道発表 2000年5月22日

JISA「情報サービス産業白書2000年版」を発表

(社)情報サービス産業協会(JISA)は、このたび「情報サービス産業白書2000年版」を発表した。「情報サービス産業白書」はユーザの経営と情報化の動向及び情報サービス企業の経営課題を明らかにすることを目的に1986年以来毎年刊行されてきたもので、今回で15冊目となる。

インターネットの広範な普及に代表されるIT(情報技術)の急速な進展は経済社会を根底から変革しつつあり、ITの本格的活用は我が国の国際競争力向上に必要不可欠の課題となっている。このような状況下、我が国の情報サービス産業の規模は10兆円に達し、我が国の経済の牽引役としてますます大きな役割を担うようになってきている。

このような認識のもと、情報サービス産業白書2000年版では「アプリケーション新時代に向けてプラットフォームからアプリケーションへ」をキーメッセージとし、以下のような分析を行っている。

  • ユーザ企業等が抜本的な構造改革を必要としており、その推進手段として情報技術(IT)に大きな期待を寄せていること、また、PCやLAN、インターネットなど基盤的情報環境(プラットフォーム)の充実に合わせて、その上で機能するアプリケーションが重要視されつつある傾向を分析
  • そのような環境で必要とされるアプリケーションを「新世代アプリケーション」と位置づけ、従来のアプリケーションと異なるその特性(戦略志向、顧客志向、業務・組織・ビジネスモデル改革への寄与)に着目
  • 新世代アプリケーションを導入した国内外のユーザ企業の事例から、導入に至る必然性や効果を描出
  • 新世代アプリケーション市場における競争環境や情報サービス産業のポジション、期待される役割、目指すべき方向について言及

なお、本白書のサマリーについては、近日中にJISAホームページに掲載する予定である。

本白書の入手方法については、政府刊行物センター及び全国の大手書店で販売される他、出版元であるコンピュータエージ社(03-5531-0070)から直接購入することも可能である。


問い合わせ:(社)情報サービス産業協会   調査企画部 田畑

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