JISAイベント詳細

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要求工学シンポジウム2016
~ITを活用する企業変革のための要求工学の実践~
 開催終了

 JISA要求工学委員会では、現場における要求工学の普及と技術向上を目的として、平成26年度から「要求工学シンポジム」を開催し、多くの方々の参加を頂き、本年度で3回目を迎えます。

 今年度は、IoT、アジャイル開発、ビッグデータ、クラウドなどの技術変革を活かす「ITを活用する企業変革のための要求工学の実践」をテーマに開催いたします。

 また、要求開発実践事例、要求仕様書インスペクションを活用した要求品質向上の事例を紹介するセッションや参加者に体験頂けるワークショップを開催いたします。
 シンポジウム後は、講演者と共にシンポジウム参加者の皆様に情報交換をいただく「情報交換パーティ」もご用意いたしました。

 本シンポジウムは、現場における「要求工学」の活用を通した開発の改善と顧客への戦略的な提案力の向上に必ずや資するものと考えます。多くの皆様がご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

開催日時 7月15日(金) 10:00-18:30    開催終了
会場

TJKプラザ

東京都千代田区富士見1-12-8 
TJKプラザB1階多目的ルーム

URL:http://www.tjk.gr.jp/annai/map_fujimi.html

参加費

JISA、JUAS会員 3,000円 その他 5,000円
※上記金額には資料代、情報交換パーティ参加費、消費税を含みます。

※後日請求書をお送りしますので、指定口座へのお振込をお願いします。(振込手数料はご負担ください)

定員 120名 ※申込先着順。定員に達し次第、受付を終了いたします。
主催 (一社)情報サービス産業協会 要求工学委員会
後援・協賛等 協賛:(一社)日本情報システム・ユーザ協会(JUAS)
参加対象 要求工学にご関心のある方であればどなたでもご参加いただけます。
内容

時間

セッション名/会場

(会場)

「多目的ルーム」B+C

10:00
10:15

開会・JISAにおける要求工学への取り組み

青山幹雄(南山大学)

10:15
11:05

基調講演1「エンタープライズでのアジャイル開発」

[概要]
 最近では、アジャイル開発についての記事や事例を頻繁に目にするようになってきました。
 お客様がアジャイル開発を指定されるケースも出てきていますし、すでにアジャイル開発を経験された方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
 NTTデータも今年度、アジャイルプロフェショナルセンタを新たに設置し、これまで以上にアジャイル開発の推進をおこなっています。
 本講演では、我々センタのご紹介をさせていただくと同時に、アジャイル開発の概要やエンタープライズでアジャイルを用いる際のポイントをいくつかご紹介したいと思います。

平岡正寿(()NTTデータ)

11:05
11:10

休 憩

11:10
12:00

基調講演2「ディジタルビジネス最前線とプラットフォーム戦略について」
               ~プラットフォーム戦略における要求工学の重要性~

[概要]
 近年、クラウドファースト、ビッグデータ、IoT、フィンテック、AIなどディジタル・ビジネスの根幹を握るテクニカルワードが巷をにぎわせています。わが国でも多くの企業がディジタル・ビジネス・イノベーションを模索し、実際に取り組みを検討しています。

 伊藤忠テクノソリューションズは、サンタクララとニューヨークに拠点を置き、
次世代IT技術やそれを活用したビジネスの調査及び日本企業とスタートアップ企業を
結び付ける事業を行っています。

 本講演では、ディジタル・ビジネス最前線である米国のビジネス状況とディジタルビジネスに経営の舵をきったGE(General Electric)のIndustrial Internet Platform(Predix)戦略について紹介させていただきます。

 その上で、ディジタル・ビジネス時代に必要となる要求工学の課題をいくつか提示させていただき、皆様と次世代の要求工学について考えていきたいと思っております。

野村典文(伊藤忠テクノソリューションズ(株))

(会場)

「多目的ルーム」A

「多目的ルーム」B+C

13:10
14:00

「デザイン思考によるUX要求の獲得」

[概要]
 多くの企業は未来に向けた新たな価値の創出を模索している。ヒーロー依存型のアイデア発想から抜け出し、組織として着実に進めたいという思いがある。しかし、デザイン思考、HCD、UX、アジャイル、リーンスタートアップ、アイデアソン/ハッカソン、共創などのキーワードに混乱している企業も少なくない。
 前半ではこれらのキーワードを整理し解説する。後半では、複数の視点をコラボレーションさせアイデアを発想していく「デザイン思考」と、“楽しさ”“驚き”“心地よさ”を感じ“また使いたい”と思うような商品・サービスを考える「UXアプローチ」を組み合わせた要求の獲得について紹介する。

森田功(富士通(株))

ワークショップ(定員50)

「ユーザ中心設計のための要求獲得:状況認知に基づくインタビュー手法」

[概要]
 近年,対象ソフトウェアのユーザは多様化し,同一のユーザでも状況の違いによって,感じ方やそれに基づく行動が異なってきている.多様化するユーザに加え,個人の知覚や反応も考慮したUX(ユーザエクスペリエンス)型のユーザ中心設計の実践が重要である.

 このワークショップでは,ステークホルダの状況認知(Situation Awareness)を分析し,状況の違いによってユーザが真に必要とする要求を洗い出すために,インタビュー項目とその組み立て方法の合理的な導出を試みる.グループに分かれて,ユーザがどのような状況認知に基づいて意思決定,行動を行っているのかをモデル化した上で,そのモデルに基づいて,必要な情報を抽出するためのインタビュー項目を導出する作業を行う.このような作業を通して,実践での留意点,効率化のコツなどについてディスカッションする.

位野木万里(工学院大学)
鈴木佐知子(富士通(株))
中谷多哉子(放送大学)

14:00
~14:50

「アジャイル開発における要求管理手法と適用評価」

[概要]
 近年、アジャイル開発に注目が集まっています。アジャイル開発が適用される新しい製品/サービスの開発では、事前にすべての要求を定義することが難しく、試行錯誤を通して具体化します。そのため、要求を成熟させていくというアプローチが有効です。アジャイル開発を実践し得た経験を基に、アジャイル開発における要求管理手法を考案しました。本発表では、アジャイル開発特有の要求を成熟させていくというアプローチを考慮した要求管理手法および適用事例を紹介します。

北川貴之(東芝ソリューション(株))

14:50
15:00

休 憩

15:00
16:50

「要求仕様書インスペクションによる要求品質の向上: 解説と実践事例」

[概要]
 JISAでは,要求仕様書の品質向上のための新しいインスペクション技術の普及に取り組んでいます.このインスペクション技術の紹介と,その現場への展開における課題とその解決策,効果などをエンタープライズシステムと自動車組込みシステムの事例で紹介する.

青山幹雄(南山大学)
大下義勝((株)日立ソリューションズ)
蛸島昭之((株)デンソー)

16:50
17:00

休憩・移動

17:00
18:30

情報交換パーティ(3階「K-キャビン」)

18:30

閉会

問い合わせ先

担当者:JISA企画調査部 溝尾

TEL:03-6214-1121

EMail:seminar@jisa.or.jp

注意事項 ※申込登録完了後、申込確認メールが自動配信されますので内容ご確認ください。
※申込登録完了後、確認メールを自動送信していますのでご確認ください。
※1社から複数名の申込が可能ですが、申込多数の場合は、参加
 人数の調整をお願いすることがありますのでご了承ください。
※後日申込者宛に請求書と参加票をお送りします。
 当日参加される方は参加票を会場受付にお持ちください。
 参加費については開催後日、銀行振込をお願いします。
開催レポート
 

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