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要求工学シンポジウム2014

 開催終了

 JISA技術強化委員会 要求工学推進部会では、本年3月わが国における要求工学の実践事例に基づき、現場において要求工学を実践するためのガイドとして「要求工学実践ガイド」を発行いたしました。

 わが国の要求開発は、欧米と異なりベンダが要求定義に参画することから、ベンダが要求工学の実践経験を体系化した要求工学方法論を提供しています。本書では、要求工学知識体系(REBOK®)策定を契機に新たに開発された方法論も加え、国内の主要な要求工学方法論をまとめ、事例を交えて解説いたしました。

 このたび執筆者自身にご登壇いただき、本書に掲載したすべての要求工学方法論をご紹介する機会を設けました。当日は講演だけでなく、執筆者の方との「情報交換パーティ」もご用意いたしました。

 本シンポジウムは要求工学にご関心のあるすべての方にご参考になるものと存じます。奮ってご参加下さい。

開催日時 6月13日(金) 講演会 10:00~17:00 情報交換パーティ 17:00~18:20    開催終了
会場

JJK会館

中央区築地4-1-14 
JJK会館2階多目的ホール

URL:http://www.jjk.or.jp/about/index.html

参加費

JISA会員:5,000円 JISA会員以外:10,000円
※上記金額には書籍代、資料代、消費税含む。
※配付書籍「要求工学実践ガイド(近代科学社、定価2,800円)」
※情報交換パーティ参加費は無料
※請求書をお送りしますので、後日指定口座へお振込をお願いします。

定員 100名 ※申込先着順。定員に達し次第、受付を終了いたします。
主催 (一社)情報サービス産業協会 要求工学推進部会
参加対象 要求工学にご関心のある方、要求開発を実践している方であればどなたでもご参加いただけます
内容

次のプログラムで開催いたします。

時間

講演タイトル/講師

10:00

10:10

ご挨拶

青山幹雄(部会長、南山大学)

10:10

10:40

要求工学知識体系(REBOK®)に基づく要求工学入門

中谷多哉子(筑波大学)

10:40

11:20

ステークホルダ分析の実践
[概要]
 システム・ソフトウェアの要求獲得プロセスにおいて,ステークホルダ識別は,要求の源泉を特定する上で重要なタスクである.ステークホルダの識別が不十分であると,突発的な要求変更,開発工程での作業の手戻り,結果として使いにくいシステムが開発されるなどの問題が発生するリスクが高まる.こうした問題を解決するために,ステークホルダ図やステークホルダマトリクスを活用したステークホルダ識別手法を考案し適用したので報告する.

位野木万里(工学院大学)

 

休憩(10)

11:30

12:30

NTTデータにおける要求開発の実践手法:TERASOLUNA®MOYA®
[概要]
NTTデータにおける開発手順TERASOLUNA(テラソルナ)における上流プロセス(基本構想立案とシステム要件定義)の概要をお話しします。その上で、要求定義のガイドラインとして社内外のプロジェクトで数多く適用されているビジネスモデリング方法論MOYA(モヤ)をご紹介します。本発表では最新のMOYAの適用事例を題材にして、MOYAにおけるステークホルダ分析や課題分析の具体的な取り組み内容をご報告いたします。

斎藤忍(NTTデータ)

 

昼休憩(50)

13:20

14:20

富士通における要件定義手法:Tri-shaping®
[概要]
要求定義の品質向上のため、弊社は、要件定義手法Tri-shapingをまとめた。
Tri-shapingの最大の特長は、人の思考のサポートに重きを置き、ノウハウを集大成したことである。いわば、実践ガイド、教育テキスト的な存在である。Tri-shapingは、「要求の価値を見極め、経営や業務に貢献する要求を形成する」「要求を実現する新しい業務を形成する」「システム開発に「抜け」「漏れ」「曖昧」なく繋げる要求仕様を形成する」という3つの活動領域を中心に体系化されている。本講演では「要求の形成」を中心に、実践のコツや事例を紹介する。

森田功・鈴木佐知子(富士通)

14:20

15:00

日立ソリューションズの要求開発手法 "HyThology®"
~社内・社外への展開戦略~
[概要]
日立ソリューションズでは、お客様のソリューションパートナーとしての信頼を獲得するために、超上流フェーズから利用できる要求開発手法「 HyThology®」を開発しました。
本講演ではHyThology®の開発背景、ビジョン、手法の概要の他、社内・社外へ実際にどのように展開しているか、その活動内容と実践例をご紹介します。

斎藤宏海(日立ソリューションズ)

 

休憩(10)

15:10

15:50

野村総合研究所における情報化企画方法論:
SC7M®と超上流工程での実践事例
[概要]
野村総合研究所では、これまでのコンサルティング活動やシステム開発、システム保守・運用の受託業務などを通じて培ってきた、IT運営改革に関わるメソドロジ集としてSC7M(System Consulting 7 Methods)を整備しました。
本講演では、SC7Mの概要と実践例についてご紹介します。特に、情報戦略策定、システム化構想およびシステム化計画の事例を取り上げ、プロジェクトを推進する上での主要な論点や推進上のポイントをご紹介します。

小部山知伸(野村総合研究所)

15:50

16:30

組込みプロダクト開発における要求工学の実践
[概要]
要求工学知識体系(REBOK)では要求工学により課題を解決する対象となる実世界を,ビジネス要求とプロダクト要求の二つに分類している.
特にビジネス要求やエンタープライズ要求と違いが大きくプロダクト要求において特徴的である要求獲得と要求分析の実践事例と要求の評価について紹介する.

有本和樹(リコーITソリューションズ)

16:30

16:50

総合Q&A

 

休憩(10)

17:00

18:20

情報交換パーティ


※「REBOK」は一般社団法人情報サービス産業協会の登録商標です。
※「TERASOLUNA」は日本およびその他の国における株式会社NTTデータの商標または登録商標です。
※「MOYA」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
※「Tri-shaping(トライ・シェイピング)」は日本における富士通株式会社の登録商標です。
※「HyThology」は株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※「SC7M」は株式会社野村総合研究所の商標登録商品です。
問い合わせ先

担当者:JISA企画調査部 鈴木

TEL:03-6214-1121

EMail:seminar@jisa.or.jp

注意事項 ※申込登録完了後、申込確認メールが自動配信されますので内容ご確認ください。
※申込登録完了後、確認メールを自動送信していますのでご確認ください。
※後日申込者宛に請求書と参加票をお送りします。
 当日参加される方は参加票を会場受付にお持ちください。
 参加費については開催後日、銀行振込をお願いします。
  開催レポート
 

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