S4a JISAセッション

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講演タイトル

平成24年度情報サービス産業における情報技術マップに関する調査報告
~「ITで解決したいと考えている経営課題」「重視して取り組んでいる製品・ソリューション開発、施策」について~

講師

NECネクサソリューションズ株式会社
システムインテグレーション事業本部SI推進部 グループマネージャー
梅津 和良

概要

 JISA情報技術マップ調査は、技術者へのアンケート調査を通じて、現状の技術への取り組み状況、具体的には、技術を利用した実績や、今後の着手意向を探る事で、業界として今どの方向に動き出そうとしているのかを明らかにしようとするものである。いわゆる未来予測といった外部専門家による動向分析と異なり、実際の現場にいる技術者の生の実態を映し出す調査として2004年度に調査を開始、2012年度で8回目を迎えた。
 本セッションでは、調査研究の目的と実施概要、2012年度の分析結果よりライフサイクルマップによる技術動向(SI実績指数、着手意向指数)と、技術の相関分析について紹介する。併せて、ユーザ企業とSIベンダ企業が重要視している技術と、技術者が取り組んでいる技術のギャップを分析した技術戦略に関する分析を紹介する。ここでは「ITで解決したいと考えている経営課題」や「重視して取り組んでいる製品・ソリューション開発、施策」についての現状を明らかにし、また、今後どのようになるかを報告するものである。

プロフィール

 1984年、現NECネクサソリューションズ株式会社入社。 主に製造業マーケットを中心にSEを経験。その後、ソリューション開発やソフトウェア生産戦略、システム技術戦略の立案などの業務に従事。ソフトウェア品質基準の策定やSI製造成果物の品質向上、SIプロセス改善プロセスなどのQCD活動などにも携わる。現在は、主にSI事業における中期経営計画の策定やSE人材の育成など事業戦略業務全般を担当。
 平成24年度調査報告書では、ライフサイクルマップによる動向分析の他、IPA独立行政法人情報処理推進機構と共同調査を実施した技術戦略に関する分析を担当。2004年度より、JISA(情報サービス産業協会)の技術委員会情報調査部会情報技術マップWGに参画。今年度8期目の活動となる。

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