S6c IPAセッション

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講演タイトル

共通フレーム2013概説  

講師

IPA/SEC連携委員
TIS株式会社 コーポレート本部 品質保証部 主査
室谷 隆

概要

共通フレームは、ソフトウェア、システム、サービスへの従事者が、言葉の意味(範囲)の解釈の違いによるトラブルを予防する(誤解を招かぬ ようにする)ため“同じ言葉を話す“ことができるよう共通の枠組みを提供し、システムおよびソフトウェアの構想から開発、運用、保守、廃棄にいたるまでのライフサイクル を通して必要な作業内容、役割等を包括的に規定したものです。
今回、2008年に国際規格(ISO/IEC)、2012年に日本工業規格(JIS)が改訂され、共通フレームもこれに適合するため改訂しました。共通フレーム2013とは何か、前バージョンである共通フレーム2007との差異、その特徴、使い方などを解説します。

プロフィール

  • 1977年、株式会社東洋情報システム(現TIS株式会社)入社
    システム運用管理部門にてオペレーション担当後、主にDB/DCシステムの運用管理を担当
    システム開発部門にて、銀行間接続システムのPJリーダ、保守部門のPJマネージャー等を経て、ISO9000の構築、CMMの導入のマネージャーを務める。
  • 2004年10月 独立行政法人情報処理推進機構に出向
    技術本部ソフトウェア・エンジニアリング・センター エンタープライズ系プロジェクト 研究員 
    プロセス系担当として、「共通フレーム2007」、「共通フレーム2013」、「SPEAK-IPA」や「SPINA3CH」の開発、普及に携わる。
  • 2013年4月 TIS(株)コーポレート本部 品質保証部へ帰任
    全社PMOとしてプロジェクトのリスク状況を監理する立場となる。
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