第3回 ワーク・ライフ・バランス推進コミュニティ

 平成29年2月2日(木)17時から、ワーク・ライフ・バランス推進コミュニティ(幹事:山谷明子 コムチュア(株)人事総務本部長・尾形和昭 NPO法人ファザーリング・ジャパン)がJISA会議室で開催された。出席者は14名。

 本コミュニティでは、「会社の制度」、「個人の意識改革」、「イクボス」の3チームにの分かれて活動しているため、全体会合では各チームの活動報告を行った。

 冒頭、「イクボス」チームから、11月11日から12日にかけて開催された「ファザーリング全国フォーラム in やまがた」の参加報告があった。ファザーリング全国フォーラムの分科会で聴講した講演やパネルディスカッションの内容をスライドにまとめ、チームメンバーが各自担当の分科会について報告し、他チームメンバーからの質問に応じた。参加者本人が感じたこと、考えたことを自分の言葉で報告したことで、臨場感のある報告会となった。

 続いて、本年度開催した2回(12月・1月)の人材フォーラムについて、「会社の制度」チーム及び「個人の意識改革」チームから開催報告があった。企画チームを代表して、山谷幹事から「本年度の人材フォーラムは開催後に参加者からの反響も大きく、イベント成功の手応えを感じた」とのコメントがあった。イベントの総括として、参加者アンケートの集計結果を踏まえて、来年度の企画をより良くするためにメンバーが意見を出し合った。また、ワーク・ライフ・バランスの推進には、以下の点が重要であることをメンバーで共有した。

  • ワーク・ライフ・バランスに係る会社の各種制度は、制度自体が社員に浸透するよう、見せ方を変えるなど工夫してアプローチすること
  • ワーク・ライフ・バランス実現に向けた取組は、意思を持って推進し続け、やりきること

 最後に、尾形幹事から、イクボス企業同盟の加盟状況や、国や自治体におけるイクボス宣言、働き方改革の状況など、イクボスに関する最新動向について報告があった。

 今回の全体会を以って、本コミュニティの平成28年度活動は終了した。JISAでは来年度も引き続き、「人材フォーラム」の開催や、様々なイベントの企画を通じて、ワーク・ライフ・バランスを推進していく。

(上遠野)

 
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