第3回 要求開発事例研究会

 平成28年12月15日に第3回要求開発事例研究会(幹事:北川貴之 東芝ソリューション(株))が開催された。出席者は12名。

 今回は宮本陽一氏(三菱スペース・ソフトウェア(株))より、「チケット駆動開発基盤とプロダクトライン型開発の融合手法の検討と評価実験」についてプレゼンがあり、意見交換を行った。

 はじめに自社のプロダクト系列同時開発に向けて、プロダクトライン型開発へ移行し、場当たり的な再利用から計画的な再利用を図ることに着目を置いたことを説明した。
 次に、移行に向けての課題として、導入しているチケット駆動開発基板(アジャイルプラクティスや、支援ツールで年々進化した開発基板)にプロダクトライン型開発を融合させる手法が確立されていないこととし、解決策としてフィーチャー(特性)管理にチケット駆動型開発の仕組みを適用したことを紹介した。
 最後に、今後の展望として支援ツールの拡張やフィーチャーモデリングのガイドライン作成等が説明された。

 次回会合は2月を予定している。  

(溝尾)

 
  •  

このページの先頭へ▲