第1回 情報セキュリティ部会

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 10月5日(木)、JISA会議室で、先進技術実践委員会・情報セキュリティ部会(部会長:柴崎正彦(株)網屋取締役)が開催された。参加者は11名。

 冒頭、事務局より平成29年度事業計画に基づき、先進技術実践委員会の役割及び本部会の設置趣旨と活動計画について説明した。特に、従来はコミュニティ型研究会として行われてきた活動を、情報セキュリティ取組の重要性に鑑み、JISAとして正面から取り組んでいくとの観点から、部会活動として先進技術委員会の中に位置づけられたことについて重点をおいて説明した。

 次に、部会長選任の議事に移り、柴崎正彦委員(株式会社網屋取締役)を部会長に選出した。

 引き続いて、参加委員により、セキュリティに関する経営上、事業上の課題やそれを解決するための技術、取組を中心に自己紹介が行われた。

 アンチウィルス、APT攻撃、ランサムウェアなどを初めとする脅威について、IT企業としてそれを見つけ、関係者に情報発信していく必要性、特に顧客に対してわかりやすいコメントを発信する必要性がある、セキュリティエンジニアの育成や転換が必要である、顧客に提供しているサービスのセキュリティ(レベル)を見ていく必要があること、ログをとっておくことが重要で消せないようにする必要があること、システムの設計段階からセキュリティの概念を考慮していくことが重要であること、などが話題となった。サイバーセキュリティ対応に関する運用事例の調査なども検討したい。

 今後、脆弱性対策のポイントをまとめることについて検討を行うこととした。

 次回は、12月14日(木)14時から16時まで開催予定。

(山本)

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