第14回 要求工学委員会

 平成29年5月26日、第13回要求工学委員会(委員長:青山幹雄 南山大学、副委員長:中谷多哉子 放送大学)がJISA会議室で7名の出席により開催された。

 今回で本委員会は最終回となることから、成果である書籍「REBOKに基づく要求獲得実践ガイド」について最終確認を行った。書籍はデジタルビジネス時代における要求開発のための「要求獲得プロセス」技術を活用する事例を収集し、現場で活用できる解説書で、具体的には、ステークホルダ分析、ユーザーストーリー、概念モデリング等が収録される。

 出版は6月を予定し、書籍の目次(案)は下記となった。

巻頭言
第1章 要求獲得入門: はじめよう,要求獲得
第2章 ステークホルダ分析: キーパーソンを巻き込もう
第3章 ペルソナ/ユーザストーリ: ターゲットユーザを深く理解する
第4章 要求ワークショップ: 組織をまたがる要求の獲得
第5章 Zachmanフレームワーク: 企業システムを俯瞰する
第6章 ステークホルダ分析の実践: 概念モデルで現行業務を理解する
第7章 CATWOE分析: システムの世界観を描く
第8書 ゴールモデルの作法: ゴール指向分析を始める前に知っておくこと
第9章 非機能要求の獲得: 経営や利用部門に影響を与える重要な要求を捉える
第10章 プロトタイピング: ステークホルダが納得する要求の断捨離
第11章 要求仕様に基づく見積り: 機能から規模を見積もる技術
牽引

(溝尾)

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