中小経営委員会(委員長:長坂正彦、ワイ・シー・シー)が4月28日、JISA会議室で開催された。出席は委員6名、オブザーバ1名。
はじめに、長坂委員長から野田委員(熊本県情産サービス産業協会)に地震のお見舞いが述べられた。野田委員からは会社の被害状況や体験された地震時の衝撃について話された。今回の地震で、社員にけが人はなくデータセンターは無事であった。しかし、事務所の書棚は倒れ書類が散乱した。インフラは徐々に復旧しているが、全てが復旧するには時間がかかるだろう。病院も被災して建物が放棄されたところもある。多くのマンションで貯水槽が壊れている。また、地震時は真上に持ち上げられ、たたき落とされたような感じであったことなど熊本市内の現状と体験を話された。
前回議事録の確認後、地方創生シンポジウム開催案について検討した。
JISA中小経営委員会では、「地域の知恵とアイデアで描くIT社会の未来」と銘打った地域創生シンポジウムを平成28年度に2回開催することにしている。
本シンポジウムは地域経済の担い手が地域の魅力と強みを活かしたビジネスにICTで取り組み、地域が活力を増すことを目的としている。
開催日時・場所、主催については以下の表の通り決定された。
日時 |
会場 |
主催 |
平成28年9月6日午後 |
ハーネル仙台 |
JISA及び宮城県情報サービス産業協会 |
平成28年11月22日午後 |
ニューオータニ熊本 |
JISA及び熊本県情報サービス産業協会 |
シンポジウム全体のプログラム構成については、基調講演、招待講演、開催地の魅力的な事業紹介、パネルで構成することとし、講師等については、現在、検討あるいは、調整しているところである。
基調講演者については、両日とも杉原佳堯氏(Google執行役員)で決定しており、タイトル「Googleが作りかえる世界」(仮題)で調整しているところである。
7月中には会員及び関係者に案内出来るよう準備を進めることが確認された。
次回は6月21日(火)、地方創生シンポジウム準備状況の検討の他、平成28年度の検討テーマ(人材育成等の経営課題)について検討する。
(尾股)