平成28年5月11日、平成28年度第1回政策委員会(委員長:室井雅博 (株)野村総合研究所 取締役副会長)がJISA会議室において開催された。会議は、経済産業省商務情報政策局情報処理振興課の守谷学課長補佐(総括班長)を含め、委員等15名の参加を得て行われた。議事の概要は以下のとおりである。
1.政策委員会企画書(案)の確認
政策委員会企画書(案)について事務局が報告を行った。これについて、室井委員長は、「いかにアクティブな活動をしていくかが課題。政策委員会は、会社で例えると経営企画部のようなもの。実行可能な意見を企画に反映し、活動を推進していきたい。」と述べた。
本年度の政策委員会の目的は以下のとおりである。
[JISA事業計画抜粋]
政策委員会は、組織運営の強化や社会に向けた情報発信等に資するため、会員増強策の検討や経営者視点を考慮した海外調査を実施するとともに、次年度事業計画の立案等を行う。
・次年度事業計画の立案等
・会員増強策の検討及び実施
(「JISA活用ベストプラクティス」を活用した入会促進、大阪等地方セミナーの企画及び実行等)
・海外調査(視察)の企画及び実施
2.会員拡大策の検討
会員拡大策について、委員から各種意見・提案をいただいた。
(1)政策委員各社による具体的な会員募集活動
・役員等トップによる勧誘活動の推進
・パートナー企業への勧誘
(2)JISAが実施すべきベストプラクティス活用施策
・WEB(JISA HP)の積極的な活用
・会員への周知も含めた広報の強化
(広報誌での紹介、JISAが主催するイベントでの配布、スライド/ビデオでの投影等)
・JISAが後援・共催するイベントでの配布
・拠点やパートナー企業への配布
(3)JISAが実施すべき会員募集策(全般)
<官との連携・接点の強化>
・JISAから官への提案力強化(デジタル化の推進、人材育成等)
・委員会活動等での連携推進
<JISAの意義と価値の見直し>
・JISAのコアコンピタンスを活かした活動の強化・変革
・JISAの魅力に関する発進力・表現力の強化(会員募集ポスターの作成含む)
<潜在会員の発掘>
・ターゲット企業の選定
・非会員が会員の紹介でJISAの活動に参加する機会(招待枠)の設定
・JISAの活動に意欲的な会員からの紹介依頼
・退会理由の詳細確認
<イベントの強化>
〇規模と対象
・比較的小規模で気軽なイベント・セミナーの開催と集客力の強化
・地区会を母体とした中小規模のイベント開催
・中小企業を対象としたセミナーの開催・各社の悩み事相談会の実施
・デジタルエコノミーをリードする企業が魅力を感じる場の設定
・JISA主催の非会員向けセミナーの開催
〇講師とテーマ例
・先進事例紹介(JISA Awards受賞者からのプレゼン含む)
・タイムリーなテーマ(IoT・AI・フィンテック・シェアリングエコノミー等)
・各社の製品紹介/ビジネスマッチング
・海外ビジネスの課題対応
・採用支援イベント等
3.米国視察の準備状況について
本年7月に予定している米国視察の趣旨と訪問先の予定について、室脇委員より説明があった。視察前には、参加者説明会を行うこと等も確認された。
4.関西イベントの準備状況について
7月26日のJISA関西イベント「デジタル革命時代の想像と創造」について、室井委員長が企画の背景と趣旨、講師等を中心に紹介し、「関西に本社・支社のあるJISA会員の多くの方々に参加を促し、若手の啓発・交流の場としたい」と述べた。
【参考】JISA関西イベント「デジタル革命時代の想像と創造」 (7月26日)のご案内
(茂木)